LTOテープドライブでテープスタックが発生した場合のテープカートリッジを強制排出する方法について
テープスタックの対処としては強制イジェクトと手動によるアンロードの2通りの強制排出方法があります。強制イジェクトは顧客で作業可能ですが、手動によるアンロードは保守員作業になりますので、弊社サポート窓口にご連絡してください。尚、強制イジェクトはLTOテープドライブのハードウェアの故障・破損等を防止することが目的ですので、テープカートリッジは破損する可能性があることをご承知願います。
テープスタックの事前回避策はありません。
以下の操作を実施する場合、テープカートリッジが破損する場合がありますのでご承知願います。
上記の事前確認(1〜5)作業でテープカートリッジがイジェクトできない場合のみ以下の作業を実施してください。
上記の強制イジェクトすると、データを損失する恐れがあります。また、EOD(データの終わり)マークが正しく書き込まれない場合があるため、テープが読み込み不能になることがあります。
弊社サポート窓口にご連絡してください。
対象製品名 |
LTOテープドライブ LTO5 Ultrium 3000 SAS Int Tape Drive (TQ-WN*-EH957B) LTO-6 Ultrium 6250 Int Tape Drive (TQ-WN*-EH969A) LTO-7 Ultrium 15000 Int Tape Drive (TQ-WN*-BB873A) LTO-8 Ultrium 30750 Int Tape Drive (TQ-WN*-BC022A) ※ 「*」はお客さまのご購入製品により相違します。 |
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対象装置 |
HA8000V/ML30 Gen10 HA8000V/ML350 Gen10 HA8000V/ML30 Gen10 Plus |
なし
全てのバージョン
サポートしている全てのOS
2022年7月29日(更新)対象装置にML30 Gen10 Plusを追加
2020年2月28日(公開)
ADV-2020-0012