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概要

アドバンストクラッシュダンプモード設定の日立推奨値を変更いたしました。

現象および影響範囲

アドバンストクラッシュダンプモード設定の日立推奨値を変更いたしました。アドバンストクラッシュダンプモードを有効に設定することで、特定の障害解析時に有効な追加情報がログに含まれるようになります。円滑なサポート対応のため設定値を変更して運用してください。

設定方法

  1. BIOS, iLO, SPS, IEの前提バージョンの確認
    BIOS, iLO, SPS, IEが下記のバージョン以降であることを確認してください。下記のバージョンよりも古い場合はアップデートを実施してください。
    なお、下記のバージョンを満たしていた場合であっても、最新版でない場合は最新版へのアップデートを推奨します。
    • BIOS:バージョン2.04以降
    • iLO:バージョン1.40以降
    • SPS:バージョン04.01.04.251以降
    • IE:バージョン0.2.0.11以降
    BIOS, iLO, SPS, IEは次の日立Webページよりダウンロードしてください。 アップデートは、オンライン(Windows/Linuxの場合)もしくはオフラインで可能です。
    なお、オンラインでアップデートした場合、サーバの再起動が必要となります。
    作業時間は1台あたり、オンライン:約20分 オフライン:約30分となります。(当該ファームウェアのみ更新された場合)
  2. システムユーティリティによる設定
    システムユーティリティより下記の設定を行ってください。
    • システム構成>BIOS/プラットフォーム構成(RBSU)>アドバンストオプション>アドバンストデバッグオプションの”アドバンストクラッシュダンプモード”を”有効”に設定してください。
    この際、「この設定は、資格を持つ保守サービス担当者の指示を受けた場合のみ変更してください。」というダイヤログが表示された場合は「OK」を押してください。

    (注意)
    ” アドバンストクラッシュダンプモード”を”有効”にて使用中、下記に示すような状況においては、再設定が必要となりますのでご注意ください。
    • 「システムデフォルト設定の復元」を実行した場合
    • 「工場デフォルト設定の復元」を実行した場合

対象製品

対象装置 HA8000V/DL360 Gen10
HA8000V/DL360 Gen10 for Nutanix
HA8000V/DL380 Gen10
HA8000V/DL380 Gen10 for Nutanix
HA8000V/DL580 Gen10
HA8000V/ML350 Gen10

対象バージョン

バージョン依存はありません。

対象OS

OS依存はありません。

更新情報

2020年1月17日(公開)

*
本ページで記載している内容を予告なく変更することがありますので、あらかじめご了承ください。

文書番号

ADV-2020-0001