OSの稼働中に外部モニターがサーバーから物理的に取り外された場合、iLOのIntegrated Remote Console (IRC)にブラックスクリーンが表示されることがあります。この現象の対策方法を以下に示します。
Microsoft Windows Server 2016を実行するサーバーで、OSの稼働中に外部モニターがサーバーから物理的に取り外された場合、Windows上で「サインアウト」または「ユーザーの切り替え」を実行すると、iLOのIntegrated Remote Console (IRC)にブラックスクリーンが表示されることがあります。
この動作は、ビデオドライバー、iLO、またはIRCではなく、Microsoft Windows OSが原因で発生します。Microsoft Windows Server 2016では、「サインアウト」または「ユーザーの切り替え」時に、ビデオドライバーがOSの命令に従ってディスプレイをオフにします。しかし、その後、ディスプレイをオンに戻す命令がOSから送信されることはありません。
この問題は、Microsoft Windows Server 2019では発生せず、Remote Desktop Protocol (RDP) を使用して確立された接続は影響を受けません。
ブラックスクリーンが表示されている状態で「Windows+Ctrl+Shift+B」キーを押すと、画面が回復して通常の表示に戻ります。 詳細については、次のMicrosoftサポート記事「黒い画面またはブランクの画面のエラーのトラブルシューティング」を参照してください。
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対策方法はありません。
対象装置 |
RV3000 A1 HA8000V/DL20 Gen10 HA8000V/DL360 Gen10 HA8000V/DL380 Gen10 HA8000V/DL580 Gen10 HA8000V/ML30 Gen10 HA8000V/ML350 Gen10 HA8000V/DL360 Gen10 Plus HA8000V/DL380 Gen10 Plus |
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OSの稼働中に外部モニターがサーバーから物理的に取り外された場合。
バージョン依存はありません。
Microsoft® Windows Server® 2016
2021年9月3日(更新):対象製品にDL360 Gen10 PlusとDL380 Gen10 Plusを追加しました。
2019年11月29日(公開)
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