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概要

HA8000Vシリーズ Service Pack for HA8000V (SPH)のVersion 5.50をリリースしました。

現象および影響範囲

SPHのメンテナンスリリースです。詳細については、次の日立Webページ掲載の『Service Pack for HA8000V補足資料(Readme)』を参照ください。

適用方法

今回リリースしたSPHをダウンロードサイトで提供しています。次の日立WebページからSPH isoイメージをダウンロードしてください。
isoイメージをダウンロードの上、上記の補足資料並びに下記マニュアルサイトに掲載している『Smart Update Manager ユーザーガイド』を参照の上、適用ください。

ダウンロードサイトでは、SPHに含まれないファイル、または、不具合対策版などのSPH収録版から更新されたファイルも提供しています。これらのファイルにつきましては、ダウンロードサイトで表示される説明文を参照の上、適用ください。

注意事項・制限事項

今回リリースしたSPHには下記の注意事項・制限事項があります。詳細はReadmeもしくはアドバイザリを参照してください。

  • 【重要】HA8000V/ML350 Gen10 オンボードLANのファームウェアを、今回リリースしたSPH収録のファームウェアに更新後、古いバージョンにダウングレードすると、サーバの起動に失敗するようになる場合があります。詳細は重要なお知らせCRI-2019-0001を参照ください。
  • 一部のネットワークアダプターについて、今回リリースしたSPH収録のファームウェアに更新後、古いバージョンにダウングレードできなくなります。詳細はアドバイザリADV-2019-0021を参照ください。

【Windows環境でご使用の場合】

  • 特定のネットワークアダプターのファームウェアアップデートができない現象が発生することがあります。詳細はアドバイザリADV-2019-0023を参照ください。

【Linux環境でご使用の場合】

  • 【重要】ファイバーチャネルをご利用の場合、リンクダウン発生後にパス交替できない現象が発生することがあります。詳細は重要なお知らせCRI-2019-0002を参照ください。

【VMware環境でご使用の場合】

  • 【重要】QLogic製ファイバーチャネルホストバスアダプターのドライバをアップデートすると、ドライバのロードに失敗し、アダプターが認識できなくなる場合があります。SANブートパスに使用しているアダプターで本現象が発生した場合、バックアップからのリストアが必要となります。詳細は重要なお知らせ CRI-2020-0005を参照ください。
  • SPH/SUM を使用しファームウェア/ドライバのアップデートを行うには、事前にESXiホストにiSUT をインストールする必要があります。インストール方法についてはReadmeを参照ください。
  • 適用中のドライバ、ソフトウェアコンポーネントのバージョンが、SUMで正しく表示されない場合があります。詳細はアドバイザリADV-2018-0052を参照ください。

対象製品

 
対象装置 HA8000V/DL20 Gen10
HA8000V/DL360 Gen10
HA8000V/DL380 Gen10
HA8000V/DL580 Gen10
HA8000V/ML30 Gen10
HA8000V/ML350 Gen10

対象OS

  • Microsoft® Windows Server® 2019
  • Microsoft® Windows Server® 2016
  • Microsoft® Windows Server® 2012 R2
  • Red Hat® Enterprise Linux® Server 7.6(64-bit x86_64)
  • Red Hat® Enterprise Linux® Server 7.5(64-bit x86_64)
  • Red Hat® Enterprise Linux® Server 6.10(64-bit x86_64)
  • Red Hat® Enterprise Linux® Server 6.9(64-bit x86_64)
  • VMware vSphere® ESXi 6.7
  • VMware vSphere® ESXi 6.5
  • VMware vSphere® ESXi 6.0

更新情報

2020年3月13日(更新)
2019年10月11日(公開)

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本ページで記載している内容を予告なく変更することがありますので、あらかじめご了承ください。

文書番号

ADV-2019-0086