Server Platform Services (SPS) firmwareをダウングレードすると装置が起動しなくなることがあります。この現象の対策方法を以下に示します。
Server Platform Services (SPS) firmwareをダウングレードすると装置が起動しなくなることがあります。
現象が発生するとサーバーの電源が正しく入らず、サーバーの電源ボタンが緑色に点滅します。
日立はiLO/BIOS/SPS/IEを最新のバージョンで使用する事を強く推奨します。
回避策はありません。
この問題から回復するにはServer Platform Services (SPS) firmwareをダウングレードした後に電源ケーブルを抜去し、装置の電源を完全に停止させた後に、再度電源ケーブルを接続してください。
対象装置 | RV3000 A1 HA8000V/DL360 Gen10 HA8000V/DL380 Gen10 HA8000V/DL580 Gen10 HA8000V/ML350 Gen10 |
---|
SPSをダウングレードした場合。
SPS バージョン4.1.2.161からバージョン4.0.4.288へのダウングレードで発生事例がありますが、その他のバージョンでも発生する可能性があります。
OS依存はありません。
2019年8月30日 (公開)
ADV-2019-0075