VMware ESXiのシステムにAgentless Management Service (AMS) Version 11.4.0を適用している場合、/tmpディレクトリの容量が不足することにより、システムの動作に影響を与えることがあります。
低
VMware ESXi6.0, 6.5, 6.7のシステムにおいてAMS version 11.4.0を適用している場合、VMware ESXiの/tmpディレクトリの容量が不足し、以下の警告メッセージがESXiシステム上のイベントに記録されることがあります。
RAMディスク「tmp」がいっぱいです。そのため、ファイル *** (注)を書き込むことができませんでした。
注:***の部分には具体的なファイル名が入ります。
/tmpディレクトリの不足が発生した場合は、以下のような現象が発生する可能性があります。
AMSのバージョンを確認する方法は2通りあります。
表示されるAMSバージョンは、使用しているVMware ESXiにより、650.xx.xx.xx-yyyyyや670.xx.xx.xx-yyyyyなどになりますが、AMSのバージョンはxx.xx.xxの部分です。
警告メッセージが記録された場合は、直ちに/tmpディレクトリにある ”ams-bbUsg.txt” ファイルを削除してください。または、警告メッセージが記録される前に定期的に ”ams-bbUsg.txt” ファイルを削除してください。ファイルを削除しても動作に影響はありません。
AMSバージョン 11.4.5以降を適用してください。
対象のAMSは
に収録されています。
対象装置 | RV3000 A1 HA8000V/DL20 Gen10 HA8000V/DL360 Gen10 HA8000V/DL360 Gen10 for Nutanix HA8000V/DL380 Gen10 HA8000V/DL380 Gen10 for Nutanix HA8000V/DL580 Gen10 HA8000V/ML30 Gen10 HA8000V/ML350 Gen10 |
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現象および影響範囲を参照ください。
VMware ESXi™ 6.7
VMware ESXi™ 6.5
VMware ESXi™ 6.0
2020年11月27日(更新):バージョン確認方法を追加
2020年6月26日(更新)
2020年1月31日(更新)
2019年12月26日 (更新)
2019年6月28日 (公開)
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