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概要

VMware6.5環境において特定のネットワークアダプターを搭載しているサーバでゲストOSをシャットダウンさせるために”Power Off”を行うとPSODが発生する場合があります。

発生頻度

現象および影響範囲

VMware6.5環境において、特定のネットワークアダプターを搭載しているサーバで、NICのvirtual function (VF)ドライバをインストールしているゲストOSに対して、シャットダウンさせるために”Power Off”を行うと、ホストのVMware 6.5でPurple Screen of Death (PSOD)が発生する場合があります。

回避策

“Power Off”を使用する代わりに、オプションの”Shut Down Guest OS”を使用してください。
もしホストのVMware6.5でPSODが発生してしまった場合は、ホストを再起動してください。

現象および影響範囲

対策方法

対策方法はありません。

対象製品

 
対象製品名 Ethernet 10/25Gb 2ポート 631FLR-SFP28 ネットワークアダプター (TQ-xxx-817709-B21)
Ethernet 10/25Gb 2ポート 631SFP28 ネットワークアダプター (TQ-xxx-817718-B21)
Ethernet 10GbE 2p FLR-T BCM57416 Adptr (TQ-xxx-817721-B21)
Ethernet 10GbE 2p BASE-T BCM57416 Adptr (TQ-xxx-813661-B21)
※「xxx」はお客さまのご購入製品により相違します。
対象装置 HA8000V/DL360 Gen10
HA8000V/DL380 Gen10
HA8000V/DL580 Gen10
HA8000V/ML350 Gen10

発生条件

ゲストOSをシャットダウンさせるために”Power Off”を行った際に本現象が発生する場合があります。

対象バージョン

対象製品の全バージョンが対象です。

対象OS

VMware vSphere® ESXi™ 6.5

更新情報

2021年9月3日(更新):対象製品に10Gb BCM57416を追加
2019年6月28日(公開)

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本ページで記載している内容を予告なく変更することがありますので、あらかじめご了承ください。

文書番号

ADV-2019-0057