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概要

Intelligent Provisioningにて「システムの消去およびリセット」実行後、再起動せずにOSのインストールを実行すると失敗する場合があります。

現象および影響範囲

Intelligent Provisioningの「メンテナンスの実行」→「システムの消去およびリセット」で情報消去を実行し、その後、再起動をせずOSをインストールするとファイルのコピー中にジョブステータスが停止する等の不具合が発生する場合があります。

回避策

回避策はありません。

対策方法

「システムの消去およびリセット」実行後は必ず再起動してからOSのインストールを実行してください。
システムが停止しているように見える場合やインストールに失敗した場合はインストールジョブをキャンセルするか、または再起動してから再試行してください。

(補足)
下図の通り、Intelligent Provisioningの初期セットアップウィザードでは「設定を有効にするためにシステムをリセットしてください」と表示されますが、ここでは要求のみで、「OK」を押してもリセットはされませんのでご注意ください。

対象製品

対象装置 HA8000V/DL20 Gen10
HA8000V/DL360 Gen10
HA8000V/DL380 Gen10
HA8000V/DL580 Gen10
HA8000V/ML30 Gen10
HA8000V/ML350 Gen10

発生条件

現象および影響範囲を参照ください。

対象バージョン

Intelligent Provisioning : 3.xx

対象OS

対象製品がサポートする全OS

更新情報

2019年5月31日(公開)

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本ページで記載している内容を予告なく変更することがありますので、あらかじめご了承ください。

文書番号

ADV-2019-0034