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概要

メモリー構成ガイドでアンバランス構成(非推奨)となっているメモリ構成の装置においてTrusted eXecution Technologyが有効になっている場合に、VMwareでパープルスクリーン(PSOD)が発生することがあります。この現象の対策方法を以下に示します。

現象および影響範囲

以下の全てを満たす環境において、VMwareでパープルスクリーン(PSOD)が発生することがあります。

  • インテルTrusted eXecution Technology (TXT) が有効になっている
  • メモリの物理搭載位置がメモリー構成ガイドでアンバランス構成(非推奨)となっている構成である
  • Trusted Platform Module(TPM)がTPM 1.2モードに設定されている(デフォルトは2.0モード)
  • System ROM バージョン2.00以降である

回避策

以下のいずれかの回避策を実施してください。

  • メモリの物理搭載位置をメモリー構成ガイドで推奨となっている構成にする
  • System ROM バージョン1.46以前に戻す
  • TPMをTPM 2.0モードに設定する

対策方法

System ROMで対策予定です。
提供予定の更新があり次第、本ページにてお知らせします。

対象製品

対象装置 HA8000V/DL360 Gen10
HA8000V/DL380 Gen10
HA8000V/DL580 Gen10
HA8000V/ML350 Gen10

発生条件

現象および影響範囲を参照ください。

対象バージョン

System ROM バージョン2.00以降

対象OS

VMware vSphere® ESXi 6.0

更新情報

2019年4月26日(公開)

*
本ページで記載している内容を予告なく変更することがありますので、あらかじめご了承ください。

文書番号

ADV-2019-0025