Hitachi

概要

iLO Event Logに"System Power was Cycled for Update to Take Effect"が記録され、装置のシャットダウン後に装置の電源が再投入されることがあります。この現象の対策方法を以下に示します。

現象および影響範囲

以下のいずれか、または全てが発生することがあります。

  • オペレーティングシステムのシャットダウン後、装置の電源が予期せず入ることがあります。
  • 装置の再起動中に、予期せず装置の電源がオフになることがあります。
  • アップデートが実行されていないにも関わらず、iLO Event Logに"System Power was Cycled for Update to Take Effect"というメッセージが記録されることがあります。

回避策

回避策はありません。

対策方法

現象を低減させるにはiLO5 バージョン 1.40以降へアップデートしてください。iLO5は次の日立Webページよりダウンロードしてください。

アップデートは、オンラインで可能です。
作業時間は1台あたりオンライン:約10分となります。

対象製品

対象製品名 Ethernet 1Gb 4ポート 331T ネットワークアダプター (TQ-xxx-647594-B21)
Ethernet 1Gb 4ポート 331FLR ネットワークアダプター(TQ-xxx-629135-B22)
※「xxx」はお客さまのご購入製品により相違します。
対象装置 HA8000V/DL20 Gen10
HA8000V/DL360 Gen10
HA8000V/DL380 Gen10
HA8000V/DL580 Gen10
HA8000V/ML30 Gen10
HA8000V/ML350 Gen10

発生条件

iLO 5ファームウェアバージョン1.30以降かつ1.40未満を使用し、Ethernet 1Gb 4ポート 331TまたはEthernet 1Gb 4ポート 331FLR ネットワークアダプターが存在するシステムにおける装置のシャットダウンまたは再起動時。

対象バージョン

iLO 5ファームウェアバージョン1.30以降かつ1.40未満

対象OS

OS依存はありません。

更新情報

2019年4月26日(公開)

*
本ページで記載している内容を予告なく変更することがありますので、あらかじめご了承ください。

文書番号

ADV-2019-0012