Hitachi

概要

特定のネットワークアダプターにおいて、ジャンボフレームに関する障害が発生する場合があります。

現象および影響範囲

特定のネットワークアダプターにおいて、ジャンボフレームに関する障害が発生し、ネットワークアダプターから送信されたジャンボフレームが意図された宛先に到着しません。この問題は、ジャンボフレームを使用する簡単なトラフィックでも発生します。

回避策

起動時にシステムBIOS/F9オプションを使用して、ネットワークアダプターでData Center Bridging (DCB) を無効にしてください。

(a) POST中にF9キーを押します。
(b) [System Configuration (システム構成)] を選択します。
(c) ネットワークアダプターと各ポートを選択します。

以下の(d)〜(e)の変更は、ネットワークに接続している各ポートに実施してください。
(d) [Device Hardware Configuration (デバイスのハードウェア構成)] メニューを選択します。
(e) [DCB Protocol (DCBプロトコル)] を [Disable (無効)] にします。

対策方法

対策版の提供を予定しています。(提供時期未定)
提供予定の更新があり次第、本ページにてお知らせします。

対象製品

対象製品名 FlexFabric 10Gb 2ポート 533FLR-T ネットワークアダプター (TQ-xxx-700759-B21)
Ethernet 10Gb 2ポート 530SFP+ ネットワークアダプター (TQ-xxx-652503-B21)
Ethernet 10Gb 2ポート 530T ネットワークアダプター (TQ-xxx-656596-B21)
※「xxx」はお客さまのご購入製品により相違します。
対象装置 HA8000V/DL20 Gen10
HA8000V/DL360 Gen10
HA8000V/DL380 Gen10
HA8000V/DL580 Gen10
HA8000V/ML30 Gen10

発生条件

ジャンボフレームを使用した場合に発生する場合があります。

対象バージョン

ファームウェアバージョン:Ver. 7.15.64以降

対象OS

OS依存はありません。

更新情報

2019年2月28日(更新)
2019年1月25日(公開)

本ページで記載している内容を予告なく変更することがありますので、あらかじめご了承ください。

文書番号

ADV-2019-0003