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金融ソリューション

保振接続ゲートウェイの位置付け

証券保管振替機構は、機関投資家、証券会社、信託銀行等の金融機関の証券取引に関する約定・決済の照合業務のSTP(Straight Through Processing)の実現、決済業務の効率向上を目的として、統合チャネル接続サービス、JEXGWシステム接続サービスを提供しています。

保振接続ゲートウェイは、統合チャネル接続方式、JEXGW接続方式に対応する接続制御機能をご提供します。これにより、取引成立後の保振接続業務のSTP化の促進、決済リスクの低減、決済期間の短縮化を支援いたします。

【図1】保振接続ゲートウェイの位置付け

保振接続ゲートウェイの位置付けです。
機関投資家、信託銀行、証券会社が保振接続ゲートウェイを通じて証券保管振替機構の統合チャネル/JEXGWに接続します。
機関投資家は、証券保管振替機構に「運用指図」を出します。
証券会社は、証券保管振替機構に「売買報告」を出し、「売買報告承認結果」を受け、「決済指図」を出し、「決済照合結果」を受け、「振替指示」を出します。
信託銀行は、証券保管振替機構から「売買報告・運用指図」を受け、「売買報告承認」を出し、「決済指図」を出し、「決済照合結果」を受け、「振替指示」を出します。

  • * 接続方法は、証券保管振替機構が規定する「オンラインリアルタイム処理方式接続」とし、「ファイル伝送処理方式接続」は提供しません。

保振接続ゲートウェイの概要

保振接続ゲートウェイは、JEXGWとのオンラインリアルタイム機能ゲートウェイとして、取引所や証券会社殿での導入実績があり、充実した機能オプション、高い信頼性等により業界から高い評価を得ています。

導入実績

大手取引所殿、大手証券会社殿の自社システム、大規模共同利用型システムなど、様々な業務形態への多くの適用実績があります。

システム構成

【図2-1】システム構成

JEXGWとの接続構成例
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特長

保振接続ゲートウェイの特長を示します。

高品質・高信頼性を実現した安定稼動システムを提供します。

  • データベース、MQのトランザクション制御により高品質・高信頼性を実現した安定稼動システムをご提供します。
  • メッセージ及び各種ステータスをデータベースに保存することで、二重化構成に対応でき、 メッセージ消失も防ぐことができます。
  • 業務アプリケーションとのインタフェースにMQを採用することで、業務アプリケーションからの独立性を確保しています。これによりプログラムの更新や障害切り分けがスムーズにできます。

ISO20022形式のXMLメッセージに対応します。

  • ISO20022形式のXMLメッセージと固定長形式のメッセージを相互に変換するメッセージ変換パッケージを使用することにより、スムーズな業務システムの移行が可能です。

業務アプリケーション支援のため各種支援機能を提供します。

  • 固定長形式のメッセージフォーマットを業務システムにあわせてカスタマイズすることができ、業務システムの対応を最小限に抑えることが可能です。

豊富な運用コマンドを提供します。

  • 豊富な運用コマンドにより、環境作成から、通常/障害運用までシステムの運用をスムーズに行うことができます。
    • オンライン運用コマンド(オンライン開始・終了、チャネル開始・終了、業務開始・終了、状態表示 等)
    • 電文送受信コマンド(保存業務電文出力・削除、制御電文送信、再送要求 等)

運用をスムーズに実施するための充実したサポートサービスを提供します。

  • サポートサービスにより、改良版(電文追加、軽微な機能改善、予防保守のための修正)、問合せ対応等、導入後も継続的にサポートし、ユーザ殿から高い評価をいただいています。
  • サポートサービスにより、ISO20022のStandards Releaseに対応した改良版を提供します。

機能

保振接続ゲートウェイの機能を示します。

ゲートウェイ(STPソリューション(証券決済版)の機能

オンライン制御機能
システムの開始・終了、決済照合システムとの接続を制御します。
保振接続プロトコル制御機能
メッセージ送受信、ステータス管理、パスワード管理、通番管理、再送処理 等の機能を提供します。
運用支援機能
各種運用コマンドを提供します。
障害回復支援機能
障害に対する監視機能、回復機能を提供します。

【図2-2】ゲートウェイパッケージ機能

ゲートウェイパッケージ機能
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メッセージ変換(ISO20022ソリューション(証券決済版)の機能

  • JEXGWシステム及びユーザシステム間において、送受信するISO20022形式メッセージと ユーザメッセージのメッセージ変換を行います。
  • メッセージタイプ単位に、データ項目のマッピングライブラリ(変換規則ファイル)を作成できます。

【図2-3】メッセージ変換パッケージ機能

メッセージ変換パッケージ機能です。
保振接続ゲートウェイサーバは、ユーザ業務システムと証券保管振替機構(JEXGW)の間に存在します。
保振接続ゲートウェイサーバでのメッセージ変換は、
STPソリューション(証券決済版)、ISO200200ソリューション(証券決済版)を通して行われます。
ユーザ業務システムからの固定長形式メッセージはXML形式メッセージに変換されて証券保管振替機構に送られ、証券保管振替機構からのXML形式メッセージは固定長形式メッセージに変換されてユーザ業務システムに送られます。

製品体系

JEXGW対応パッケージ

JEXGW対応パッケージ
製品名称前提OS前提ミドルウェア
保振接続
ゲートウェイパッケージ
Red Hat Enterprise Linux Server uCosminexus Service Platform
HiRDB
IBM WebSphere MQ
メッセージ変換パッケージ uCosminexus Service Platform

統合チャネル対応パッケージ

統合チャネル対応パッケージ
製品名称前提OS前提ミドルウェア
保振接続
ゲートウェイパッケージ
国内取引対応 HP-UX (IPF)
AIX
Linux
uCosminexus OpenTP1
IBM WebSphere MQ
非居住者取引対応
保振接続
ゲートウェイパッケージ
(保管振替対応)
保管振替業務
一般債振替業務
短期社債業務
投信振替業務
メッセージ変換パッケージ -

保振接続ゲートウェイの対応状況

保振接続ゲートウェイ製品は、証券決済制度改革に伴うシステム変更に対応していきます。

証券決済制度改革イベントとゲートウェイパケージ製品の対応

証券決済制度改革イベントとゲートウェイパケージ製品の対応
イベント 稼動時期 対応状況
第一期 第1フェーズ
  株式・国内取引対応
2001年8月 2001年5月
  リリース済
第一期 第2フェーズ
  非居住者取引、転換社債対応
2002年1月 2001年9月
  リリース済
第一期 第3フェーズ
  先物/オプション、国債対応
2003年5月 2002年12月
  リリース済
第二期
  一般振替DVP対応
2004年5月 2003年9月
  リリース済
日本国債清算機関(JGBCC)設立
(決済照合システムとの連携)
2005年2月 2004年8月
  リリース済
一般債振替制度実施 2006年1月 2005年4月
  リリース済
投資信託振替制度実施 2007年1月 2006年4月
  リリース済
貸株照合対応 2007年10月 2007年3月
  リリース済
株式等振替制度実施 2009年1月 2008年1月
  リリース済
JEXGW対応 2014年1月 2012年12月
  リリース済
  • * 2014年3月現在の対応状況です。