RACAR、個別スプレッド、ABC原価、シミュレーション、採算管理
RACAR(*1)コンセプトに沿った純利益ベースの採算性の把握を実現します。RACARコンセプトでは、粗利益からABC原価計算によるコスト及び信用コストを引くことで、より実際に即した収益を算出することができます。
日立製作所はRACARコンセプトをベースにし、実績管理(SKATS)から予算策定(NETALM/BG)までをフォローするパッケージを提供致します。年々高度化が要求される当局規制についても順次対応しています。
収益・リスク管理ソリューションの製品関連図
個別スプレッド法により、顧客、店舗、商品別などで、現在及び将来における収益を適正に把握できます。
顧客別、店舗別、商品別など、どのセグメントが現在利益を上げているのか、また将来上げていくのかを見極めて取引推進を行うために、もっとも基本となる業務粗利益を算出する仕組みの構築を支援します。
リスク対収益率の指標「RORA」算出機能を収益管理機能に追加。
リスクアセットに対するリターンを把握することで自己資本の効率性を高める仕組みの構築を支援します。
ABC(活動基準原価計算)により、発生ベースではなく活動単位での原価把握を実現できます。
間接業務の多い銀行業務に最適なABC 原価計算方式を採用しています。これにより原価を従来の発生ベースでなく、活動単位で把握できるため、原価のよりきめ細かなコントロールが可能になります。
2010年3月期以降の財務諸表における預金/貸付金の金融商品の時価を算出するシステムを提供致します。本機能は、入力データの作成からパッケージ導入までトータルにサポート致します。
2018年3月より国内にて適用される銀行勘定の金利リスク規制に対応したシステムをご提供します。
行動オプションの考慮からショックシナリオ作成、報告帳票作成迄サポート致します。
窓口、渉外、コールセンタといった全てのチャネルと連携した情報共有や、効率的・効果的な営業活動を実現するためのナビゲーションや分析機能、検索機能等により、『お客様毎の最適なご提案』による顧客経験価値の向上を目指します。
事務手続きの標準化と各種融資情報の一元管理により、本来業務である営業活動への回帰、競争力強化を図ります。
また、的確なモニタリングと自動格付により、必要に応じた厳格な審査を可能とする効率的な業務運用の実現を支援します。
相続業務や差押業務などの金融機関の煩雑な業務における事務ナビゲーションを行います。
対象顧客の属性や状況に応じたナビケーションおよび案件管理によって、事務の効率化や厳正化、事務リスクの低減、事務品質(顧客満足度)の向上をシステムサポート致します。