債務者の業況変化(延滞、赤字、大口等)を随時取り込むことにより、常時最新のリスク情報を把握・管理することができます。格付業務と自己査定業務を連携させることにより作業時間の短縮を図ります。また、自己査定業務を分散化させることにより、事務作業の効率化を図ります。
格付と自己査定の連携による査定作業の分散化・効率化、査定情報のデータ化、洗い替え機能により、四半期決算の開示を支援します。
項番 | メニュー | 機能 | 概要 |
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1 | 信用格付 | 案件抽出/案件一覧 |
取引先に対し、決算時の定期的なタイミングや、延滞などの業況変化が発生した随時のタイミングにより、格付の見直しを促します。 格付作業の対象先を柔軟な検索機能により一覧表示できます。また過去の案件を参照することも可能です。 |
2 | 格付検討 |
取引先に対しての事象確認・定量評価・実態評価・定性評価・総合評価を行います。 定量評価で財務スコアを算出、定性・実態による補正を行い、総合評価により最終格付を付与して債務者区分を決定します。 |
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3 | 自動格付 |
明確に判断可能な条件/事象の該当先に対して、自動処理で格付付与・変動を行います。 尚、自動格付された先についても確認・見直しをすることができます。 |
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4 | 自己査定 | 四半期作業先抽出/確認 | 信用格付作業により決定した債務者区分や抽出事象に従い、確認が必要な対象先を漏れなく一覧表示し、確認を行うことができます。個別に確認が必要な先以外は一括確認先として確認操作する(証跡のみを残す)ことで、四半期時の確認作業が完了します。 |
5 | 分類額算出 | 債務者区分(要注意先・破綻懸念先・実質破綻先・破綻先)に従って、債務者単位/明細単位に分類額の自動計算を行います。 | |
6 | 自己査定結果 |
自己査定の作業結果の確認として、分類額算出結果、債権内訳、保全内訳の表示を行います。 累積で蓄積した過去の査定履歴の参照、及び各種帳票の出力により、金融庁検査・日銀考査に対応しています。 |