ビッグデータ利活用の本格化にともない、データフローの原点である基幹系データベースにも進化が求められています。それは更なる可用性とコストパフォーマンスの向上です。
日立のエンタープライズ・データベースサーバーは、メインフレーム時代から培った高可用技術を結集。さらに、仮想化技術と処理能力の向上により、例えば5年前は20台のサーバーが行っていたデータ処理も、わずか1台に集約することが可能です。
また、基幹系業務の処理性能向上に不可欠なスケールアップにも柔軟に対応、無駄のない柔軟なリソース運用を実現します。
日立のエンタープライズ・データベースサーバーは、構成するほとんど全ての要素を日立において設計、提供しておりますので、お客さまは迅速なワンストップのサポートを受けることができます。
例えばAIX OSで発生した問題なども、ほとんどの場合には日立だけで解決でき、緊急時には米IBM*1の正式パッチを待たずに日立から直接パッチを提供できますので、迅速な解決が可能です。
メインフレームシステムを安心して移行していただくなら、日立のエンタープライズ・データベースサーバーです。
日立のエンタープライズ・データベースサーバーは、メインフレームで培った技術とノウハウを持つ日立が、高信頼のソリューションを垂直統合型のセットモデルで提供する"ベストプラクティスモデル"。以下の製品で構成されます。
お客さまの業務を「止めない、止まっても迅速に回復するシステム」を追求した高信頼、高可用なUNIXサーバー。世界最高クラスの処理性能を実現するPOWER®プロセッサ、高信頼化機能を実装したUNIXオペレーティングシステムAIX®を搭載し、最大256Way、16TBのメモリを装備できるスケーラビリティをもち、効率的なデータベース統合などに効果的です。
お客さまのニーズに応じた幅広いラインナップを用意。先進の機能を備え、高い柔軟性、拡張性をもつストレージです。運用管理の簡素化・自動化により、ストレージTCOを約30%削減。システムを小規模で導入し、ビジネス成長に応じて段階的に拡大できるため、新規事業や成長事業を支えるストレージシステムとして、高い投資対効果を実現します。
「止めない」設計思想に基づき、高可用性を追求し続けるノンストップデータベースです。独自のHAクラスターなど、オープン環境において高い可用性を実現して います。また、全バージョンのソースコードを保持しているだけでなく、設計開発者自身が身近にいて、迅速かつ的確にサポートできる体制を整えています。
一般的なHAクラスターでは、HAモニタがハードウェアの障害を検知し、実行系から待機系へ切り替えますが、OSやデータベースのレベルでスローダウンが発生した場合、系が切り替わらず、ダウンタイムが長引いてしまいます。
日立のエンタープライズ・データベースサーバーは、ハードウェアダウンの検出に加えHiRDB自身の障害申告機能と、系切り替え時間の高速化を支援する「Hitachi HA Booster Pack for AIX(以降、HA Booster Pack)」によるOS障害の通知機能で、データベースとOSのスローダウンも含めた障害検出にかかる時間を最小化できます。
また待機系のHiRDBはホットスタンバイ状態で待機し、素早い系切り替えを実現。さらにストレージ上のデータベースへのアクセスは、HA Booster PackがHiRDBとI/Oの間に介在することで障害発生時のストレージリソースの系切り替えを高速化します。
これらにより待機系への切り替え時間を数秒オーダーにまで最小化しています。
OracleのReal Application Clusters同様、クラスターを構成する全てのサーバーが並列に稼働する負荷分散構成で、障害が発生したサーバーの負担を、残りのサーバーが速やかに引き継ぐActive-Active型のクラスターを構成することも可能です。
これまでHAクラスターでフェールオーバーすると、処理を引き継いだノードの負荷が増大するため、レスポンス性能の低下などの障害が発生することがありました。
日立のエンタープライズ・データベースサーバーでは、EP8000のDynamic LPARにより、フェイルオーバーによって発生する負荷の移動に動的に対応し、OSを止めることなく、論理区画の割り当てを変更できます。
さらに、MicroPartitioning*2やAcitveMemorySharing*3などの高度仮想化機能、またUtilityCoD*4などのオンデマンド機能を組み合わせることで、負荷変動に応じた自律的なリソースの動的再配分、動的追加を適正なコストで行うことが可能となり、リソース不足でスローダウンするといった問題を防止できます。
サイジングから構築、チューニング、本番稼働まで、さらにDBやアプリケーションの移行に関しても一貫したソリューションを提供。また万一の障害時には、「日立サポート360」の統合窓口がワンストップでお客さまをサポート。
さらに、ベストプラクティスモデルを構成する全ての製品は、日立で設計し提供しているため、適切かつきめ細かい一貫性のあるサポートを受けられます。