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日立アウトソーシングサービス

Hitachi

リアルタイムな情報共有や密接なコミュニケーション機能をもつグループウェアは、災害など有事の際にも情報を把握するためのツールとしても注目されています。「情報共有基盤サービス Groupmax Collaboration Edition」は、メールやスケジューラ、ファイル共有など多様な機能をSaaS形態で提供するサービスです。
日立グループ内20万人規模の運用実績をベースに、堅ろうな日立データセンターによる高信頼かつセキュアなクラウド環境の活用で、事業継続性の強化と運用負担の軽減を両立。企業内コミュニケーションのさらなる活性化とビジネス価値の向上をサポートします。

止められないコミュニケーションツールを運用するために

Q. メール、スケジューラなど業務を行う上で欠かせないコミュニケーションツールをいかに安全に運用していくかに悩んでいます。災害や停電などが起こった場合でも、社員間やお客さまとのコミュニケーションを継続できる方法はないでしょうか。

A. このたびの東日本大震災により、東北地方ばかりでなく首都圏においても、公共交通機関のストップによる出社困難、電力不安にともなう計画停電、輪番休業の実施など、これまで想定もしていなかった事態が次から次へと起き、社会は大きく混乱しました。このような時には、正確な情報を把握、共有すること、そしてそれに基づき事業継続のために必要な対策を行い、早期の復旧を図ることが重要です。この役割を担うコミュニケーションツールとしてのグループウェアは、事業継続や災害対応においても注目されています。
いまやグループウェアは、社員間の密接なコミュニケーションやコラボレーション、また、お客さまとの取り引きや商談に欠かせないツールとして、企業にとって重要なシステムに位置づけられつつあります。日々さまざまな情報が蓄積・利用されるグループウェアがダウンすれば、業務の停滞と混乱を招いてしまう可能性があるからです。日立は、多様なグループウェア機能をSaaS形態でご利用いただける「情報共有基盤サービス Groupmax Collaboration Edition」を提供しています。本サービスは、「Groupmax Collaboration」の機能を、日立クラウドソリューション「Harmonious Cloud」のラインアップとして提供するものです(図1)。

図1情報共有基盤サービス Groupmax Collaboration Edition の概要
図1 情報共有基盤サービス Groupmax Collaboration Edition の概要

本サービスを提供する日立のデータセンターは、強固な地盤に直接基礎工法と免震装置を併用した大規模地震に耐えうる構造設計に加え、電源系統の完全二重化、システムを無停止で稼働させ るための自家発電設備、無停電電源設備(UPS)などの設備を備えています。また、指静脈認証などによるセキュアな入退室管理システム、「日立統合管制センタ」による24時間有人監視など徹底したセキュリティ対策が施されています。さらにITリソース提供基盤となるサーバやストレージ、ネットワークスイッチ、ミドルウェアなど多くが日立製品で構成されているため、万一のシステム障害時にもワンストップ対応による迅速なリカバリーが可能です。
 このようなデータセンターでお客さまのグループウェアシステムを運用することで、運用負担の軽減といったクラウドサービスのメリットに加え、事業継続性の強化も図ることができます。

バーチャルプライベートクラウドで不安を解消

Q. グループウェアシステムをクラウド環境で利用する上で、パフォーマンスやセキュリティなどに問題はないのでしょうか。

A. 情報共有基盤サービス Groupmax Collaboration Editionでは、お客さまごとの専用のクラウド環境を利用いただくことにより、リソースの共有、パフォーマンス低下、情報漏えいなどのパブリッククラウドサービスの不安要素を低減し、オンプレミスと同様の高セキュリティ環境でのサービス利用を可能にしています。
 一般的なパブリッククラウドサービスでは、ITリソースを複数のユーザー間でシェアしながら利用することで生じるパフォーマンスの影響や情報漏えいなどの不安を払拭できない課題がありました。これに対し本サービスでは、お客広域イーサーネット、IP-VPN、専用線などセキュアな回線で接続し、セキュアな環境下でクラウドサービスを利用できるバーチャルプライベートクラウド環境を実現、オンプレミスと同様の高信頼かつセ キュアな環境でのサービス利用が可能となります(図2)。

図2 バーチャルプライベートクラウドの概要
図2 バーチャルプライベートクラウドの概要

コミュニケーションを加速させるグループウェアGroupmax Collaboration Edition

Q. 情報共有基盤サービス Groupmax Collaboration Editionは、グループウェアとして、どのような機能を備えているのですか。

A. ポータル、コミュニティ管理、メール、スケジューラ、電子会議室、ファイル共有、電子掲示板などを基本機能として備えており、お客さまのコミュニケーションと業務を最大限に効率化するトータルコラボレーション環境を提供します。
 本サービスでは、企業内の情報共有や業務ノウハウの活用を、単なる企業内コミュニケーションのみならず、企業のビジネス価値を向上する「知識」を創出する情報共有基盤と位置づけています。そのため、組織を横断したメンバー間の情報共有やコミュニケーションを加速させるコミュニティ管理機能を備えているのが、大きな特長となっています。
 本機能を使うことで、共通の目的ごとに組織を越えて集まったメンバーがコミュニティをつくり、セキュアな作業環境「ワークプレース」で自在にコラボレートしながら新しい価値を創造していくワークスタイルを容易に実現することができます。これにより、個々の「知」を全社で共有できる「知識」に変えながら、お客さまの情報共有の最適化を支援し、人と人、人と組織、組織と組織とのコミュニケーションを支える基盤システムとしてお使いいただけます。
 また、頻繁にアクセスする相手を“人のブックマーク”であるコンタクトリストに登録すれば、その人名からメール送信やスケジュール確認などのアプリケーションをすばやく立ち上げられるのも、効率性と操作性を高める便利な機能の1つです(図3)。

図3 コンタクトリスト機能
図3 コンタクトリスト機能

 さらに、オプション機能として用意されている携帯電話連携機能のほか、スマートフォンとの連携機能の提供も予定しています。オフィスだけでなく外出先からもメールやスケジュールの確認がストレスなく行える快適なビジネス環境を支援します。
 本サービスを導入することで、従業員に対しては必要な情報に迅速にアクセスできる環境と、組織横断的なプロジェクトメンバーへのセキュアな情報共有ができる環境が提供され、個人レベルだけでなく、数多くのメンバーが参加する協働作業の業務効率も向上させることができます。
 一方、情報システム担当者はSaaSの利用により、システム運用や業務運用、メンテナンスなどの負担から解放され、基幹業務へのリソースシフトを加速させることが可能となります。経営層にとっても、コミュニケーション機能の強化による業務効率の向上はもちろん、企業再編やグループ経営の進展にともなう人材交流、組織 の活性化に加え、サービス利用によるトータルコストの低減を図ることが期待できます。
 高信頼・高セキュアなクラウド基盤による事業継続性の強化と運用管理負担の軽減を実現する情報共有基盤サービスGroupmax Collaboration Editionを、お客さまの企業競争力向上に、ぜひお役立てください。

情報共有基盤サービス

企業における情報共有を担う、メールや業務アプリケーションなどのグループウェアをシームレス、スピーディに実現します。また、クラウドの利便性とセキュリティ要求を両立させ、事業継続性の向上、運用負荷の軽減、運用コストの削減に貢献します。

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本記事は「はいたっく(はいたっくのページへ)  2011年11月号」より転載しています。
掲載されております内容は、掲載日または更新日時点のものです。