
スマートグリッドは、低炭素社会の実現に向けて、風力や太陽光などの自然エネルギーと従来エネルギーを組み合わせた供給側と、電気自動車の普及などによって多様化する需要側のバランスを、ITを駆使してコントロールする次世代型電力網。日立は、自動検針(Advanced Metering Infrastructure)や電力系統の安定化に必要な通信技術や制御技術、豊富な経験とノウハウを誇る電力・電機技術と、幅広い分野の技術を併せ持つ独自性をいかして、スマートグリッド関連システムの開発と提供を進めています。

PCSは、太陽光発電システムで発電した直流電力を交流電力に変換する装置です。高い変換効率により、低日射時から高日射時まで発電量が確保できるほか、出力変動を緩和する機能も付加しています。

電気の充放電によって、風力発電や太陽光発電などの、出力変動を緩和させます。鉛電池やリチウムイオン電池など、ニーズに応じた電池システムを提供します。

停電発生時には、事故区間の特定と分離などによって、迅速な自動復旧を可能にします。また、太陽光発電の出力変動に対応して電圧制御機器を制御し、系統電圧を適正に維持します。

1970年の開発以来、日立では国内のさまざまな高圧直流送電プロジェクトにかかわり、数多くの実績を残しています。

高速応答が可能なIGBT(絶縁ゲートバイポーラトランジスタ)などの半導体デバイスで構成した自励式変換装置によって、無効電力を制御します。電圧変動を制御し、より安定した電圧供給に貢献します。

AMI(メーターデータ用通信端末)からMDM(メーターデータ管理)まで、検針システムの基盤構築にトータルに対応。検針業務の効率化とともに、電力需要の見える化によるエネルギー需要の最適化に貢献します。

系統の電圧変動に応じて、変換器から系統に無効電力を供給することで、系統電圧を制御します。再生可能エネルギーによる発電や、オール電化住宅などによって負荷の急変が増大しても、電圧変動を抑制できます。

給湯器、蓄電池、EVといった家庭内の負荷設備の情報を見える化し、適切に制御することによって、エネルギーの有効活用を可能にします。CEMS(地域エネルギーマネジメントシステム)との連携で、地域の環境負荷低減にも貢献します。