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Hitachi

プラント用機器

特殊撹拌翼を採用した横形二軸「メガネ翼重合機」、「格子翼重合機」および横形一軸「ハイブリット翼重合機」をラインナップ。横形二軸重合機は、理想的な押出し流れを実現し、セルフクリーニング機能を備え、安定した操業をお約束します。また、新しく開発したハイブリット翼重合機は、従来いくつかの重合槽を必要とした粘度領域を1台でカバーするため、機器が少なくてすみます。

(当社比)

納入事例:メガネ翼重合機、格子翼重合機

写真:メガネ翼重合機(外観)
メガネ翼重合機(外観)

写真:メガネ翼
メガネ翼

写真:格子翼重合機(外観)
格子翼重合機(外観)

写真:格子翼
格子翼

写真:ハイブリット翼重合機(外観)
ハイブリット翼重合機(外観)

写真:ハイブリット翼
ハイブリット翼

高粘度液処理装置とは

重合は低分子物質を含む液体を撹拌して反応させることにより、分子同士を結合させポリマー(高分子)を製造するプロセスです。高品質なポリマーを得るためには、撹拌機内の流れ状態を良好にすること、処理液の停滞を防ぐことが必須条件となります。また、重合が進むにつれて液体の粘度が上昇するため、高度な分散性能、温度および滞留時間を厳密に制御する必要があります。当社は特殊翼を採用することによってセルフクリーニング性や良好な混合流れを実現しデッドスペースが極めて少ない高効率な重合を可能にしました。お客さまに高品質な製品の製造と安定した連続運転を提供します。

納入範囲

エンジニアリング、納入・据付、試運転、メンテナンスまでお客さまをトータルサポートします。

重合プロセスは処理液中の低分子物質・溶媒の性状(物性・熱安定性・粘度・形状など)と、入口・出口の処理量・重合度などが複雑に関ってきます。当社ではお客さまからの処理液データをもとに適切な仕様を選定します。さらに当社の実験設備において性能を検証し、さらにシミュレータによる予想性能の計算を行って性能の達成を保証します。また、高粘度液処理装置単体の据付・試運転・メンテナンスはもちろん、重合プラント全体のエンジ二アリング、調達、施工、試運転一括のEPCを実施します。

適用分野

全般

  • 高粘性ポリマーの重合
  • ポリマー中の残存モノマー除去
  • 脱溶剤などの脱ガス器
  • 連続処理プロセス

製品別

  • ポリブチレンテレフタレート(PBT)
  • ポリエチレンテレフタレート(PET)
  • 生分解性ポリマー(ポリ乳酸(PLA))
  • ポリカーボネート(PC)
  • ポリアセタール
  • ナイロン 66
  • ナイロン 12
  • ポリスチレン(PS)
  • 液晶ポリマー
  • ポリエチレンナフタレート(PEN)

技術

メガネ翼重合機

数多くの納入実績で好評を得ています。
メガネ状の撹拌翼がすぐれた撹拌能力を発揮します。

(当社比)

逆混合のない理想的なピストンフローです。

メガネ翼1枚当たりの有効完全混合槽列段数は、液の粘度が400 Pa・sのときに11/16段となっています。そのため、円板翼の9/16段に比べ、処理液の流れが良好なピストンフローを実現。処理液の滞留が防止できます。

画像:トレーサー応答図
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大きな液表面で大きな蒸発速度が得られます。

大きな液表面が形成できるため翼同志による引張りや液の自由降下を実現。立形撹拌槽の約30倍近い蒸発速度が得られます。

写真:メガネ翼により形成される液表面
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セルフクリーニング機構により完全混合を実現します。

撹拌翼自体でセルフクリーニングができる構造になってるため、槽内にデッドスペースがほとんどできません。したがって、半径方向に対しては、完全混合になります。

画像:ポリエステルポリマー重合度分布図
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機械的に信頼性の高い設計です。

軸封部には、厳しい運転条件を考慮した独自の設計により製作されたメカニカルシールを採用。信頼性の高い駆動部が、数多くの実績を支えています。

画像:機器仕様

(当社比)

格子翼重合機

右図のように、処理液流れは、ほぼピストンフロー、槽内にはデッドスペースがほとんど見られません。

写真:パイロット缶内構造
パイロット缶内構造

写真:処理液流れ

数々のメリットがあります。

  1. 面に替わって、線の部材による撹拌翼を使用することで、5,000 Pa・s以上の超高粘度を連続処理できます。
  2. シンプルなシャフトレス構造なのでコンタミネーションを防止し、高清浄度の機能性樹脂を生産できます。
  3. ほとんど100%に近いピストンフローを実現。缶壁をすべてかき取るため、処理液滞留を防止できます。

(当社比)