ページの本文へ

Hitachi

パワーエレクトロニクス

ファン・ブロワー・ポンプといった風水力機械用途で省エネ・品質向上に威力を発揮します。

ファン・ブロワ
ポンプ
コンプレッサー

既設自家発電所の場合

風量の制御を行うために入口ダンパー(ベーン)で風量の制御を行っていたものを、IDF駆動用の電動機にインバーターを導入し、IDFの回転数を制御することで、風量の調整を行います。
これにより、ダンパー(ベーン)による風量制御した場合に発生する圧損(無駄)をなくし、省エネを図ることができます。

誘引通風機のイメージ

IDF : Induction Draft Fan   IM : Induction Motor

回転数制御による大きな省エネ効果

ファン、ブロワー、ポンプなどの風水力機械をインバーターにより回転数制御を行うと大きな省エネ効果を得られます。

ファンの省エネ例

省エネ例の設備概要

  • 年間運転時間 : 8000h
  • 平均風量 : 83%
    風量はファンの入口ベーン(ダンパー)により調節しており、その平均開度は30ºとします。
  • 電力単価 : 10円/kWh
  • CO2原単位 : 0.4kg-CO2/kWh
  • ファンの定格軸動力 : 600kW

省エネ計算

ダンパー開度と風量、圧力、軸動力の代表的な特性(A)

誘引通風機のイメージ

ダンパー制御時は風量を制御するためにダンパーの開度を調節することにより風量の制御を行います。

風量83.0%のダンパー開度・・・30°
上記開度の軸動力・・・・・・・・83.6%
軸動力は、600kW×83.6%=502kW

ファンの回転数に対する風量、圧力、軸動力の関係(B)

誘引通風機のイメージ

回転数制御時は、ファンの回転数を調節することにより風量の制御を行います。

風力、圧力、軸動力の関係

回転数・・・・・・・・83.0%
軸動力・・・・・・・・57.2%(∴ = 0.833
600kW×57.2%=343kW
省電力   502kW−343kW=159kW
省電力量  159kW×8000h=1,272,000kWh
省エネ効果
節約電気料金
1,272,000kWh×10円/kWh=1,272万円/年
CO2排出抑制
1,272,000kWh×0.4kg-CO2/kWh=508t

省電力効果

本資料では便宣上、出力電力での省エネ効果を計算しています。実際の計算では電動機およびインバーターの効率を考慮に入れる必要があります。