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化学プラント:日立

Hitachi

当社はバッチから連続までさまざまな高粘度液処理装置(重合機)および重合プラントの実績があります。
特殊な重合/高粘性対応の撹拌翼により完全混合を達成し、均質で効率の良い混合を実現します。
格子状の翼を連ねた構造の格子翼重合機は5,000Pa・s以上の超高粘性流体の完全混合を低動力で実現し、高品位なポリマーの製造に貢献します。

納入実績と設備概要

格子翼重合機

標準仕様
項目 仕様
設計圧力 FV〜1MPa
設計温度 常温〜350℃
有効張込量 MIN.6L
材質 ステンレス鋼
軸封方式数 グランドシール、メカニカルシール

写真:ねじり格子翼
ねじり格子翼

多様化する市場ニーズを満たすために、光学部品、電子部品などの材料として脚光を浴びているのが高機能性ポリマーです。これを高品質に生産するために、処理装置には、粘度、清浄度の面で従来のレベルをはるかに超える仕様が求められてきました。そこで当社が開発したのが、格子状の翼を連らねた、シャフトレスの格子翼重合機です。この革新的な撹拌翼構造により5,000Pa・s以上の超高粘度流体を連続処理。しかも、缶内にデッドスペースがなく、100%に近いピストンフロー性が得られるため、高清浄度な高機能性ポリマーを生産できます。

写真:格子翼
格子翼

画像:格子翼重合機(テスト機)
格子翼重合機(テスト機)

  1. 平板に代り、丸棒を立体的に組み合わせた構造の撹拌翼。
    従来は5,000Pa・sが限度であったのに対し(当社比)、5,000Pa・s以上の超高粘度液を連続処理できます。
  2. 構造が簡単でシャフトレス。
    コンタミネーションを起こす心配がなくなり、高清浄度のポリマーを生産できます。
  3. ほとんど100%に近いピストンフロー性を実現。
    缶壁をすべてかき取るため、処理液の滞留がありません。

(当社比)

適用分野

このようなポリマー製造事業のお客さまに適しています。

  • 高機能性ポリマーの製造
  • バイオプラスチックの製造
  • 超高粘性流体(5,000Pa・s以上)の撹拌・混合プロセス

技術

日立の高粘度液処理技術

格子翼によるポリマーの撹拌

製品の種類

高粘性を有するすべてのポリマーに関して適応可能です。(特に高付加価値プラスチックの製造に適します)

格子翼による混合特性

処理液の流れは、ほぼピストンフローです。槽内にはデッドスペースがほとんど見られません。写真の赤い部分はトレーサーです。流れ方向に対して逆混合がなく、処理液の流れはピストンフローです。
相当段数は処理液粘度5,000 Pa・sで約4/8段。半径方向に対して完全混合です。また従来機に比べて大幅な動力の低減を実現しています。

(当社比)

混合特性試験

平均滞留時間 20分
液粘度 120Pa・s
撹拌回転数 12min-1

写真:混合特性試験

動力特性試験

翼径 260mm
試験液 水飴

画像:動力特性試験
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