CFD(Computational Fluid Dynamics:計算流体力学)技術を駆使し、エアブロック内の空気の流れ解析を行うことで、流路、吸込・吐出口、ロータなどの構造の改良を図りました。これにより、280kWクラスの圧縮機で運転時の消費電力を従来機比2.5%(当社比)低減します。
(1年間で約67万円相当・当社試算値)
吐出空気の逆流を防ぐ逆止弁には、実績あるリフトタイプを採用。可動部や摺動部を減らした構造で長寿命化・高信頼性に貢献します。
耐摩耗フローティングシールを採用し、長期間にわたり空気漏れを抑制。軸受側には封止効果の高いネジシールを設け、エアへのオイルミストの混入を二重にブロック。
材質、精度をはじめ、潤滑油の種類や洗浄度、噴射ノズルの形状などに先進の分析技術と潤滑理論を適用し、長寿命化に貢献。