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Hitachi

ヘルスケア

システム概要

位置照合用のMegavoltage CT(MVCT)撮影による画像誘導放射線治療(Image Guided Radiation Therapy: IGRT)が可能な、ヘリカル回転照射方式の強度変調放射線治療(Intensity-Modulated Radiation Therapy: IMRT)装置です。

治療用X線:6MV
撮影用X線:3.5MV

強度変調放射線治療(IMRT : Intensity Modulated Radiation Therapy)

強度変調放射線治療

IMRT:線量の強度を制御しながら多方向から照射することによって、ターゲットに投与する線量をコントロールする照射方法です。
Hi-ARTシステムではガントリーを回転しながら治療台天板を移動させて照射します。(ヘリカル照射)

画像誘導放射線治療(IGRT : Image Guided Radiation Therapy)

画像誘導放射線治療

IGRT:照射の直前に患者の画像を取得し、画像情報から位置のズレを求め、補正してから照射を行う治療方法です。
Hi-ARTシステムでは、治療直前にMVCTを取得し、治療計画時に使用した、他の診断用CTで取得したCT画像と重ね合わせ、照射ターゲットの位置ズレを毎回確認及び補正することができます。

特長

照射範囲

Hi-ARTシステムは、ヘリカル照射方式を採用しているため従来のリニアックに比べ、広範囲の領域に照射が可能です。(〜40cm×135cm)

多分割コリメータ(Multi Leaf collimator : MLC)

多分割コリメータ

Hi-ARTシステムでは、シャッターのように「開く」か「閉じる」かの「高速バイナリMLC」を採用しています。開閉速度が50ms以下と高速のため、強度変調性に優れ、複雑なIMRTプランの照射が可能です。

散乱線

上記MLCはタングステンで作られており、MLCの漏れ線量が少ないため正常組織への影響が少なく、また、Hi-ARTシステムでは、従来のリニアックで使用されているフラットニングフィルタがないため、フラットニングフィルタを備える装置に比べて照射野外への散乱線が少なくなっています。

IGRT

従来のリニアックでは、撮影時にCT用のX線管球とFPD(Flat Panel Detector)を引き出すなどのセッティングが必要な場合があり、ビームソース源も異なりますが、Hi-ARTシステムでは、MVCT画像と治療で、同じビームソースを使用し、治療部位の確認及び補正が行えます。

Hi-ARTシステムによる線量分布
Hi-ARTシステムによる線量分布

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