2013年7月26日

赤ちゃんが夢中になるベビートイを開発する。それは玩具メーカーとして、世界中の子供たちに「夢」と「感動」を届けてきた株式会社バンダイの長年の夢でした。この一大プロジェクトの推進にあたって、バンダイが取り入れたのは、日立が研究開発を進めていた脳科学でした。生まれてから一年間で大きく成長する赤ちゃんの脳を、さまざまな検証を通じて分析し、成長段階に合わせた赤ちゃんの「分かる!」「できた!」をおもちゃに取り入れることで、赤ちゃんが夢中になって遊べて、ママも成長を実感できる、まったく新しい発想のおもちゃを開発しました。
©やなせたかし/フレーベル館・TMS・NTV


その時、藤田さんが上司から紹介されて出会ったのが日立でした。日立は、2010年に創立100周年を迎えるにあたり、新事業創出プロジェクトのひとつとして、「光トポグラフィ技術」を中心とした脳科学の産業応用を進めており、両社の方向性が合致。バンダイの玩具開発のノウハウと、日立の脳科学の知見を融合し、赤ちゃんの成長に合わせたベビートイを開発するという夢に向けて2007年より共同プロジェクトがスタートしました。

この共同プロジェクトから生まれたのが、0歳児の赤ちゃんの視覚・聴覚の発達に合わせたベビートイ「ベビラボ®」です。脳科学をフィーチャーしたブランドは消費者に評価され、累計約170万人が購入。初年度計画比約120%を達成しました。翌々年には1.5歳以上を対象に、成長に合わせた形状や遊び方で達成感が実感できるブロック「ブロックラボ®」を立ち上げ、現在まで、脳科学に基づいたバンダイの玩具は合計45アイテムまで拡がり、ベビラボ・ブロックラボ合計で市場売上げ25億円を突破した大ヒットブランドとなりました。
©やなせたかし/フレーベル館・TMS・NTV
・「ベビラボ」「ブロックラボ」は、株式会社バンダイの登録商標です。