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Hitachi

統合サービスプラットフォーム BladeSymphony

サーバー仮想化って、具体的にどんなメリットがあるの?というお客さまに3分で解説。
忙しいマネジメント層必見!のコンテンツです。

サーバー台数が減り、IT投資のムダがなくなります。

これまではサービスごとのピーク需要を満たすために、ピーク時にあわせて過剰な規模のシステムを導入する必要がありました。これにより定常時の利用率が低いサーバーがどんどん増加し、ハードウェアコストやその管理負担、消費電力がかさむ原因となっていたのです。そこで、1台の物理サーバー上に複数の仮想的なサーバーをつくり、そこに使用率の低い複数の物理サーバーを集約できる「仮想化技術」が注目を集めているのです。これにより、サーバー利用率の向上や冷却設備の負荷低減が可能になります。

サーバー台数が減る図

ビジネスの変化に迅速に対応できることが、一番の経営メリットです。

複雑化した従来型システムでは、新たなビジネスニーズに対応すべく、サービスを追加したり、ハードウェアを拡張する場合には、かなりの時間と作業が必要になります。これでは、せっかくのビジネスチャンスを逃してしまいます。仮想化されたIT環境では、空いているシステム・リソースを柔軟に使用して短時間で新たな環境を構築し、ビジネスの変化に迅速に対応できます。アジリティ(俊敏性)こそ、仮想化の一番の経営メリットなのです。

ビジネスの変化に迅速に対応図

負荷パターンの異なるシステムの集約で、さらなるコストメリットが生まれます。

仮想化では、利用率の低い物理サーバーだけでなく、負荷パターンの異なる複数システムも集約することができます。たとえば、オンライン処理とバッチ処理というピーク時間のずれを伴うシステムです。これにより、サーバー台数を減らせるとともに、システムのアイドル時間が短くなり、リソースの未使用時間を短縮。より一層のコスト削減効果を期待できます。

負荷パターンの異なるシステムの集約図

高性能な最新ハードウェアでレガシーシステムを延命できます。

OSのサポート期間終了に伴い、メンテナンス上の問題が生じたり、新規ハードウェアが古いOSに対応していないという現実があります。その結果、旧OS上で稼働していたアプリケーションを新OS上に移植する必要がありました。これに、多くの工数と期間がかかっていたのです。そこで、仮想化技術によって旧OSを実装したゲストOSを新OS上に構築し、レガシー資産をそのまま実行させる方法が利用されはじめています。もちろん仮想化ソフトによっては対象ゲストOSが異なるため、確認が必要になります。

高性能な最新ハードウェアでレガシーシステムを延命図