1962年の設立以来、信頼性が厳しく要求されるメインフレームを製造し続けてきた神奈川事業所。その先進技術と熟練技術者の手によって作られるニッポンブレード"BladeSymphony"に込められたモノづくりのこだわりをご覧ください。


サーバブレードとその他のモジュールをつなぐバックプレーンは、唯一冗長化できない部分。そこで信頼性を高めるために、コンデンサやICなどの電子部品を搭載せずにコネクタのみを搭載。さらに、プレスフィット技術によりはんだを使わずにコネクタを圧入して接合することで、故障につながる要因を極力排除しています。

ラック内に多くのサーバーを搭載できるように軽量化を追求。BS320は、高さ6U (約27cm) のシャーシに最大10ブレード搭載可能で、フル搭載で約98kgという業界トップクラスの軽量設計です。シャーシ金型に中抜き加工を施し、絞り加工により強度を確保。サーバブレードには、耐熱・難燃性素材のポリカーボネートシートを採用しています。

BS2000では、サーバシャーシの両脇にスリット状のエアダクトを設置。背面側のスイッチモジュールにフレッシュエアーを送り、モジュールの冷却効率を高めました。冷却ファンモジュールには、独自開発の高回転ファン3台と整流格子2台を搭載し、冷却風量の増加を実現しています。

BS2000では、AC/DC変換効率を改善した高効率電源モジュールを搭載。業界トップクラスの変換効率92%を実現し、80 PLUS® GOLD認証を取得しています。また、BS320の電源モジュールにおいても、80 PLUS® SILVER認証 (同89%以上) を取得しました。


80 PLUS:
米国EPRI ( The Electric Power Research Institute, Inc.) が作成した「80 PLUSプログラム」に基づき、電源効率が80%以上の基準を満たすと認定された製品に与えられるもの。
メインフレームで実績のある論理分割方式を応用したハードウェアベースのサーバ論理分割機構「Virtage」を独自開発。物理環境と同じ使い勝手で設定や運用に専門知識は不要です。たとえば仮想サーバーで作ったテスト環境を物理サーバーの本番機にそのまま移行可能。また仮想サーバ間の独立性により、セキュリティの確保と障害時の影響範囲の局所化を図ることができ、クラウド環境にもおすすめです。
「月刊 知って得する日立PCサーバーマガジン」でおなじみのサーバーフェアリー シン&しんの二人が日立製作所 情報・通信システム社 ITプラットフォーム事業本部 神奈川事業所の「ものづくりの現場見学ツアー」をレポート。製造編と設計編の2つの現場から、日立のものづくりへのこだわりを探訪してみませんか。