BS320 Xeonサーバブレード/esサーバブレード内蔵オンボードLANデバイスにて、以下の現象が確認されています。現象1. e1000ドライバ 7.5.5を使用した場合
サーバブレードのLANインタフェース(*3)でリンク障害を検出した後、物理的リンクが回復しても当該インタフェースではパケットが受信できない場合があります。そのため、arp監視でbondingを使用した場合。リンクダウン時にはbonding機能の切替により、通信経路が交代しますが、再度リンクアップしてもarpパケットを受信できないため、bondingの冗長構成が回復しません。
(*3)ESB2 LANコントローラ(OS上のデバイス名:eth0,eth1)
現象2. e1000ドライバ7.6.15を使用した場合
送信処理が多発した際に、e1000ドライバ内処理において、参照カウンタの不正なデクリメント処理により、正常にe1000ドライバのアンロードができない場合があります。アンロード時に以下のメッセージが出力され続けます。
unregister_netdevice:waiting for ethX to become free. Usage count=XX
本現象はLANコントローラに依存しません。
本提供ドライバは、上記内容を対策したe1000ドライバです。