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統合サービスプラットフォームBladeSymphony

uVALUE 実業×IT

Hitachi

ファームウェア

掲載番号:3028011

このファームウェアについて

本ページで提供するのは以下のファームウェアです。

BladeSymphony サーバ論理分割機構 Virtageは、1つのサーバブレード上の物理資源を論理的に分割して複数のサーバ環境を構築し、各々独立した稼動・運用を実現します。

ファイルのダウンロードよりファイルをダウンロードしていただくようお願いします。

ダウンロード後、バージョンアップの実施に際しては、必ず最新版の手順書(※ )で実施してください。最新版でない手順書で実施した場合、正常にバージョンアップできない場合があります。

※: Virtageバージョンアップ手順書/Virtageリビジョンアップ手順書 [BS2000/BS320共通])

 

対象装置

(形名)

BladeSymphony BS2000かつ以下サーバブレード形名を搭載していること。

 

GV◇E57A1−□□□□□□□

GV◇E57A2−□□□□□□□

GZ◇E57E1−□□□□□□□

GZ◇E57E2−□□□□□□□

 

◇には、サポートOS 種別コードが入ります。□□□□□□□には、装置の構成により異なった形名が入ります。

Version

Version 79-51

重要性*1

ファームウェア来歴を参照

影響範囲*1

ファイル

zip形式 100,835,688 Bytes

*1  重要性および影響範囲の定義

 

ファイルのダウンロード

ダウンロードの際には、正規にご購入された国内のお客様のみ、かつ、「お客様へのお願い」「ご使用条件」を良くご理解いただき、「同意いただける」場合のみダウンロードが可能となります。

 

⇒  ダウンロードはこちらから

   (ダウンロードファイル名を『 79-51.zip』としてください。)

 

ファームウェアの内容

BladeSymphony サーバ論理分割機構 Virtageは、1つのサーバブレード上の物理資源を論理的に分割して複数のサーバ環境を構築し、各々独立した稼動・運用を実現します。

 

バージョンアップ時の注意事項

Virtageのバージョンアップを行う場合、バージョンアップキーが必要になります。バージョンアップキーの入手はVirtageのサポートサービス契約が前提となります。詳しくは弊社営業にお問い合わせください。

 

【バージョンアップとは】

   VV-RR形式のVV部分の更新を指します。

   例: 78 - XXから79 - XXへのアップデート (左側の値の更新)

 

ご利用の前に

ダウンロードする前に、あらかじめ下記項目をご了承ください。

1)当該製品のユーザは、本ソフトウェアを使用することができますが、複製又は第三者に非営利目的で譲渡若しくは貸与することを禁止します。

2)本ソフトウェアを翻案、翻訳、リバースエンジニアリング、逆コンパイル、逆アセンブルすることを禁止します。

3)本ソフトウェアに瑕疵が無いことを保証するものではありません。

 

ファームウェア来歴

このファームウェアは、次の機能拡張とバグ修正を含みます。

バージョン

重要性*1

影響範囲*1

内容

79-51

重要

機能追加

(1) RHEL 5.9 (x86/ AMD64 & Intel EM64T) を新たにサポートしました。

 

(2) CD/DVDイメージの読み込み処理改善により、 OSインストール時間が改善されました。

 

(3) 論理プロセッサ間の割込み(IPI ) 処理性能を 改善しました。

 

 

可用性向上

(1) マネジメントモジュールのファームウェアアップデートを実施すると、まれに HVM Assist障害が発生し、管理サーバへのアラート通知に失敗することがある不具合を対策しました。

  [対象Ver. :全 Version]

 

(2) HVMの省電力設定(PhyCPU C-State (>= C3))がEnableに設定されていて、 LPARに共有モードで割り当てているCPUの負荷が低いときに、当該 LPARにおいて、OSブートやI/O処理の応答が遅くなる場合がある問題を対策しました。

  [対象 Ver. : 79-30〜79-42]

 

(3) ネットワーク等のI/O処理が高負荷の場合、性能統計情報の出力において、 LPARのアイドル時間が 実際より1割程度 低く報告される場合がある不具合を対策しました。

  [対象 Ver. : 78-12〜79-42]

 

(4) 仮想NICまたは共有 NICが高負荷の時に、占有CPU割り当ての Windows OSでBSOD0x101が発生する可能性がある不具合を対策しました。

  [対象Ver. :全 Version]

 

(5) 時刻情報の自動保存機能が有効 (Save Time Configが Enable)設定で HVMシステムのシャットダウンを行う際に、マネージメントモジュールの負荷が高いと、 HVM構成情報の自動保存がタイムアウトして、HVMシステムのシャットダウンが失敗する場合がある不具合を対策しました。

  [対象 Ver. : 79-41〜79-42]

 

(6) マネージメントモジュールのシステムコンソールコマンド "DF"で 装置内モジュールの情報表示をおこなった際、Processor InformationのActivated Coresが HVM稼動中でも"0"と表示される不具合を対策しました。

  [対象 Ver. : 78-40〜79-42]

 

(7) HVMからHCSMへのアラート送信時に、通信障害があると、 HVMシステムログが不正に採取される場合がある不具合を対策しました。

  [対象 Ver. : 79-42]

 

(8) LPAR上でのゲストOSブート時に、当該 LPARの操作(プロセッサのスケジューリングモードの動的切り替え等 )を行うと、まれにLPAR操作がタイムアウトして、その LPARが閉塞されることがある不具合を対策しました。

  [対象 Ver. : 78-70〜79-42]

 

(9) Virtage Navigator V03-02以降 または tcpプロトコルを指定したHvmShコマンドで ブートオーダ設定操作を行った場合に、ブートオーダ登録デバイス数 と システムのネットワーク環境によって、コード 0X00090106 のエラーになる場合がある不具合を対策しました。

  [対象 Ver. : 79-00〜79-42]

 

(10) VNIC System Noに 129以上の値を設定しているHVM上の LPARに対して、BSMより共有NICおよび仮想 NICの割り当て操作を行った場合、デフォルトMACアドレスとして誤った値を割り振ってしまう不具合を対策しました。

  [対象 Ver. : 79-21〜79-42]

 

(11) 物理サーバの稼働時間が208.5日以上経過後に RHEL6(x86)またはRHEL6(x64)を起動すると、起動途中で OSのハングアップが発生するRHEL6の問題を、 LPAR上で発生させないよう対策しました。

  [対象 Ver. : 78-80〜79-42]

79-42

重要

機能追加

(1) HCSM (Hitachi Compute Systems Manager) サポート

HVMを HCSM (v7.5.1以降)からも、ご利用いただけるようになりました。詳細は、「 Hitachi Command Suite  Compute Systems Manager Software ユーザーズガイド 」(3020-3-V91第 20版 以降) を参照下さい。

 

 

可用性向上

(1) LPARマイグレーション(コンカレントメンテナンスモード )が、ゲストの高負荷でタイムアウトした際、稀にゲストOSがシステムダウンに至る場合がある不具合を対策しました。

  [対象 Ver. : 79-10〜79-41]

 

(2) CPUを占有モードに設定しているLPARにおいて、 OSブートが遅くなる場合がある不具合を対策しました。

  [対象 Ver. : 79-30〜79-41]

 

(3) 次の条件(a)(b)共に合致する LPARにおいて、I/O性能が低下する場合がある不具合を対策しました。

(a) 論理CPUを 17個以上割り当て。

(b) 次のPCIデバイスを占有モードで使用。

        ・Emulex 10Gb LAN拡張カード

        ・Emulex 10Gb コンバージドネットワーク拡張カード

        ・Intel 10Gb LANボード

        ・Emulex 10Gb コンバージドネットワークボード

        ・Fusion-io PCIe Flashドライブボード

  [対象 Ver. : 79-30〜79-41]

79-41

重要

機能追加

(1) Red Hat Enterprise Linux (以下 RHEL) 6.4 サポート

RHEL 6.4 (x86/ AMD64 & Intel EM64T) を新たにサポートしました。

 

(2) ホットプラグ機能を、ゲストOSが Windows Server 2012 でも、使用可能になりました。

詳細については、「ホットプラグ操作手順書 (HVM編) 」(第5版以降 )を参照下さい。

 

(3) 下記(a)(b)のカードをサポートしました。

    (a) Emulex 10Gb 2ポート コンバージドネットワークボード

     GV-CN2NXG3N1, GZ-CN2NXG3N1

     GV-CN2DXG3N1, GZ-CN2DXG3N1

    (b) Emulex 10Gb 2ポート/4ポート コンバージドネットワーク拡張カード

     GV-CN2MXG3N1, GV-CN2MXG4N1

 

(4) LPARをリモートコンソールに接続したときの、 Video描画性能を向上しました。

 

(5) BootOrderの先頭がOSがインストールされていない LUでも、次のBootOrderがインストール CDである場合には、インストールCDを起動するように改善しました。

 

(6) 時刻制御に関して、次の(a)(b) のサポートを行いました。

(a) 時刻差分情報の自動保存機能サポート

  本機能を使用することで、サーバブレードの再起動を行った際に発生する時刻のずれを軽減する事ができます。

  本機能をご利用になる場合は、ユーザーズガイド (第25版以降)の手順、注意事項を必ずご確認ください。

 

(b) LPARの RTC時刻を合わせる新しい方法として、以下を追加サポート

  ・ UTC時刻に合わせる

  ・タイムゾーンを指定してあわせる

 

(7) LPARマイグレーション(コンカレントメンテナンスモード )実行中のCPU負荷を低減しました。

 

 

可用性向上

(1) CPUの訂正可能エラーがCPUの誤検知だった場合、エラーの SEL通報とHVMダンプ採取をしないようにしました。

  [対象Ver. :全 Version]

 

(2) 4ブレードSMP構成で省電力機能 ("PhyCPU C-State (>= C3)"を Enableに設定しているとき、アイドル状態のLPARが多いと占有 CPUのLPARの性能が極端に低下し、その結果 OSの時刻が遅れたりプログラムのタイムアウトが発生する場合がある問題を対策しました。

  [対象Ver. :全 Version]

 

(3) LPARマイグレーション(コンカレントメンテナンスモード )実施時に、FCスイッチでWWN重複の警告が検出される場合がある不具合を修正しました。

  [対象 Ver. : 79-10〜79-31]

 

(4) FC-HBAのスケジューリングモード(FC占有モード / FC共有モード)の切り替えが繰り返された場合、システムがハングアップする可能性がある不具合を対策しました。

  [対象 Ver. : 79-20〜79-31]

 

(5) LPARマイグレーション(コンカレントメンテナンスモード )実施時に、移動先ブレードのLPARマイグレーション開始・完了を通知する BSMアラートメッセージで、移動元と移動先のIPアドレスを逆に表示している不具合を修正しました。

  [対象 Ver. : 79-10〜79-31]

79-31

重要

可用性向上

(1) ゲストOSに RHEL6を使用しているLPARに対し、 LPARマイグレーション(コンカレントメンテナンスモード )を実行した場合、当該ゲストOS上で動作中のアプリケーションの処理が約 10秒停止したり、"Clocksource tsc unstable" というエラーメッセージが出力される場合がある不具合を対策しました。

  [対象 Ver. : 79-10〜79-30]

79-30

必須

可用性向上

(1) 次のメモリ容量を割り当てたLPARを ActivateするとHVMがシステムダウンする場合がある不具合を対策しました。

   I/Oスロット拡張装置なし

     1ブレード構成:   27,392MB以上 (*1)

     2ブレードSMP構成: 21,248MB以上(*1)

     4ブレードSMP構成: 9,728MB以上(*1)

   I/Oスロット拡張装置あり

     1ブレード構成:   14,592MB以上 (*1)

     2ブレードSMP構成:    768MB以上 (*1)

     4ブレードSMP構成:    768MB以上 (*1)

  [対象 Ver. : 79-20〜79-21]

*1:詳細な内容は弊社営業までお問い合わせください。

重要

機能追加

(1) Windows Server 2012が、 GV◇E57A1 および GZ◇ E57E1 ブレードでも使用可能になりました。

 

(2) HVM Webシステムで、 Internet Explorer 9 をサポートしました。

 

(3) 4ブレードSMP構成での共有 LPARの使用における性能の改善を図りました。

 

(4) Fusion-io Flash Drive (GV-CG2NFDxN1[BX], GV-CG2DFDxN1[EX]) が Windows Server 2012でも使用可能になりました。

可用性向上

(1) LPARマイグレーション(コンカレントメンテナンスモード ) のキャンセルや中断イベントが発生した際に、同処理が終了するまでに20分以上を要してしまう不具合を修正しました。

 

(2) GV◇E57A2 および GZ◇E57E2 サーバブレードに 32GB DIMMを搭載し、任意の LPARに 32GB以上割り当てた場合、当該 LPARのメモリ容量が 32GB毎に 1MB多く見える不具合を対策しました。

  [対象 Ver. : 79-21]

 

(3) BS2000にて(a)や (b)を含む構成で運用している際にHVMダンプが採取されると、 HVMスクリーンが操作不能になる可能性のある不具合を対策しました。

  (a) 共有モードのデバイス数が8以上

  (b) SMP構成で30LPAR以上を定義

  [対象 Ver. : 79-21]

 

(4) 次の(a)から (b)へのファームウェアバージョンアップを行うと、Logical Processor ConfigurationスクリーンでDeactivate状態の LPARの Logical Processor Number表示が不正になる場合がある不具合を修正しました。

  (a) Virtageファームウェアバージョンアップ前の バージョンが  78-40〜78-84

  (b) Virtageファームウェアバージョンアップ後の バージョンが  79-00〜79-21

  [対象 Ver. :上記のとおり]

 

(5) Virtual NIC Assignmentスクリーンの VLAN ID 割り当て/プロミスキャスモード設定一覧の表示で、存在しない VNIC# 16が表示される不具合を修正しました。

  [対象 Ver. : 78-72〜79-21]

 

(6) 次の条件に合致した場合に、PCI Device Assignmentスクリーンで、スケジュールモードの占有・共有切り替えが出来なくなる不具合を対策しました。

  (a) 任意の NICカードに対し、 Virtageでは未サポートのバージョンを使用していた。

  (b) 上記 NICカードをサポートしたバージョンの Virtageにファームウェアバージョンアップを行いリブートした。

  [対象Ver. :全 Version]

 

(7) Virtual NIC Assignmentスクリーンで、 LPARのDevice表示にカーソルを当てて F2キーを押下した際に、不当なエラーメッセージが出力される不具合を対策しました。

  [対象 Ver. : 79-00〜79-21]

 

(8) ゲストOSが Windows Server 2008 R2で、過去このOS上で一度も割り当てたことが無いスロット位置に搭載された Fusion-io Flashドライブを割り当てたとき、次の OS起動に数十分から数時間かかる場合がある不具合を対策しました。

  [対象 Ver. : 79-11〜79-21]

79-21

重要

機能追加

(1) 設定可能なVNIC System No の範囲を1〜1024に拡張しました (従来は 1〜128)。

これによりVirtageが同一ネットワークに接続できるサーバブレードの数が 1024まで可能となります。

(2) 1ブレードあたり最大搭載メモリ 768GBをサポートしました(4ブレード SMP構成時は最大搭載メモリ 3TB)。

(高性能サーバブレードでは、GV◇ E57x2のみ)

 

(3) Fusion-io Flash Drive (GV-CG2NFDxN1[BX], GV-CG2DFDxN1[EX]) をサポートしました。

 

(4) ホットプラグ機能の拡張・サポート対象機種の拡大

  共有モードで割当てられているPCIeボードについても、OS稼働中に、ホットスワップ (交換)可能となりました。I/Oスロット拡張装置内のPCIeボードも含みます。

対象機種・作業手順など、詳細については、「ホットプラグ操作手順書 (HVM編) 」(第4版以降 )を参照下さい。

 

(5) Windows Server 2012上での LPARマイグレーション(コンカレントメンテナンスモード ) をサポートしました。

可用性向上

(1) 次の条件に合致した際に、ネットワークループが発生する不具合を対策しました。

  [対象 Ver. : 79-20]

  (a) 共有モードのNICが11ポート以上定義されている

  (b) 故障により閉塞されたPCIeボードを、 OS稼働中にホットスワップ(交換)

  (c) (b)の交換対象PCIeボードが、共有モードの NIC

 

(2) 次の条件に合致した際に、オンボード NIC識別子の表示が不正となる不具合を対策しました。

  [対象 Ver. : 78-70〜79-20]

  (a) 高性能サーバブレード A2/E2モデル

  (b) 2ブレードSMP構成

  (c) 2つのサーバブレードともCPUが1ソケット

79-20

重要

機能追加

(1) Windows Server 2012をサポートしました。

 

(2) NUMA機能をサポートしました。

 

(3) メモリフラグメンテーションの制限事項を解消しました。

 

(4) HVMが使用するタイマカウンタのベースとして、 CPU周波数を設定できるオプションを追加しました。

可用性向上

(1) 共有NIC初期化失敗対策

  [対象 Ver. : 79-01〜79-11]

  下記(a)(b)いずれかを搭載して、 HVMを起動すると、まれに共有NICの初期化に失敗し、イベントログ "HVM detected Initialization error for Shared NIC."が採取される不具合を対策しました。

 

   (a) Emulex 10Gb 2ポート LAN拡張カード

   (b) Emulex 10Gb 4ポート LAN拡張カード

 

(2) CPU使用率の算出において、論理プロセッサの切り替え処理時間の一部を HVMのシステム処理時間に加算していない不具合を対策しました。

  [対象Ver. :全 Version]

 

(3) ゲストOSに RHEL5を使用しているLPARに対しコンカレントメンテナンスを実行した場合に、

LPAR上で実行中のプログラムがタイムアウトする場合がある不具合を対策しました。

  [対象 Ver. : 79-10〜79-11]

 

(4) Virtage NavigatorまたはHvmShコマンドを用いてBootOrderを登録する際に、 13個以上登録すると、LPARハングアップが起きる可能性がある不具合を対策しました。

  [対象Ver. : 78-60〜79-11]

 

(5) LPARマイグレーション(コンカレントメンテナンスモード )実行中に、当該LPAR上のゲストOSのシャットダウンまたはリブートを実行した場合、システム停止に至る可能性がある不具合を対策しました。

  [対象 Ver. : 79-10〜79-11]

79-11

重要

可用性向上

(1) RHEL6での OSダンプ(*1)採取時間がBASIC環境と比較して3倍程度に延びる (*2)場合がある不具合を対策しました。

  [対象Ver. : 78-80〜78-84、79-00〜 79-10]

(*1) Linuxの以下の機能によるダンプ採取

   - OS標準のカーネルダンプ (kdump)

   - 日立高信頼メモリダンプツールLinux Tough dump(LTD)

(*2) 実際のダンプ所要時間は、ハードウエアや LPARの環境により変わります。

79-10

重要

機能追加

(1) LPARマイグレーション(コンカレントメンテナンスモード )サポート

  LPARマイグレーション機能に、コンカレントメンテナンスモードを追加しました。

コンカレントメンテナンスでは、ゲスト OSのシャットダウンおよびリブートが不要になります。

 

* Virtage Navigator V03-00/E以降をご使用下さい。

可用性向上

(1) LTD (Linux Tough Dump) 実行中に、まれに強制リブートが発生する不具合を対策しました。

  [対象Ver. :全 Version]

 

(2) HVM複数同時起動によるハングアップ対策

  [対象Ver. : 78-10〜78-84、79-00〜 79-01]

  HVMを初めて起動するブレードを、複数同時に立ち上げると、 Initializing HVM の画面でまれにハングアップする不具合を対策しました。

 

(3) ネットワークセグメント識別子の追加設定 不具合対策

  [対象Ver. : 79-00〜79-01]

  Virtage Navigatorの該当バージョン(※ 1)を用いてネットワークセグメント識別子を追加設定した場合、対象LPARに設定済のネットワークセグメント識別子に付随する VLAN ID、TagVLAN、プロミスキャスモードの各情報がデフォルト設定値に戻ってしまう不具合を対策しました。

 

  (※ 1) <Virtage Navigator>  V02-04/A〜V03-00/B

 

(4) 仮想NICドライバの非推奨設定時の不具合対策

  [対象Ver. : 79-00〜79-01]

  仮想NICのドライバのオフロード設定が非推奨設定時に、 IPv6パケットの通信を実施されると、同一仮想ネットワークセグメントの仮想NICがリンクダウンし、以降 使用不能になる不具合を対策しました。

 

(5) スケジューリングモードの「共有」設定更新時の不具合対策

  [対象Ver. : 78-40〜78-84、79-00〜 79-01]

  スケジューリングモードが「共有モード」の LPARに対して、「共有モード」で設定更新を行った際に、HVMがその LPARで障害が起きたと誤判定し、当該LPARは使用不能になり、回復には HVMの再起動が必要になる不具合を対策しました。

 

(6) HVM起動中 まれに、SDカード故障を示すメッセージを表示して停止することがある不具合を対策しました。

  [対象Ver. :全 Version]

 

(7) EFI バージョン01-XXを用いて、 2 SMP構成でHVMを起動した場合、起動に失敗する不具合を対策しました。

  [対象Ver. : 78-60〜78-84、79-00〜 79-01]

79-01

重要

機能追加

(1) 次の新LAN拡張カードをサポートしました。

  - Emulex 10Gb 2ポート LAN拡張カード

( GV-CN2MXG1N1[EX] )

  - Emulex 10Gb 4ポート LAN拡張カード

( GV-CN2MXG2N1[EX]

 

(2) Red Hat Enterprise Linux (以下 RHEL) 5.7 サポート

  RHEL 5.7 (x86/ AMD64 & Intel EM64T) を新たにサポートしました。

重要

可用性向上

(1) 特定命令による性能低下対策

  [対象Ver. : 78-40〜78-83]

  OSのスピンロック競合処理で発行される特定命令が、複数プロセッサを割り当てた共有 LPAR上で多発した場合に、性能低下を起こす場合がある問題を対策しました。

 

(2) 無効キー入力によるシステムダウン対策

  [対象Ver. :全 Version]

  次のスクリーン上で、無効にあつかわれるべき "d"または"D"キーの入力により、システムダウンする場合がある不具合を対策しました。

  - Logical Processor Configurationスクリーン

  - Physical Processor Configurationスクリーン

  - Allocated FC Informationスクリーン

 

(3) NIC2 (Intel 82576) リンクダウン時の OSによる障害検知おくれ対策

  [対象Ver. : 79-00]

  次の条件に合致した際に、OSによる障害検知が数秒〜十数分遅れる場合がある不具合を対策しました。

  (a) 共有NIC として、 NIC2(Intel 82576)を割り当てているLPAR

  (b) ゲストOSが Windows2008/2008R2

  (c) 当該共有NICでリンクダウン発生

79-00

重要

機能追加

(1) Red Hat Enterprise Linux (以下 RHEL) 6.2 サポート

  RHEL 6.2 (x86/ AMD64 & Intel EM64T) を新たにサポートしました。

 

(2) 仮想ネットワークデバイスのエンハンス

  - 新仮想NIC (Intel 82576)をサポートしました。

  - 共有物理NICの最大ポート数を 12から16に拡張しました。

 

(3) LPAR Activate時の USBの割り当て指定オプションの追加

  USBのLPARへの自動割り当て (自動Attach)の抑止や、自動で割り当てる LPARを指定を可能にしました。詳細は、BladeSymphony BS2000 ユーザーズガイド (第 18版以降)を参照下さい。

 

(4) 共有HBA 性能モニタリング機能サポート

  Virtage Navigator V03-00/A と連携して、共有 HBAの性能モニタリングが可能になりました。

Virtage Navigatorの詳細については、Virtage Navigator アップデート来歴(V03-00/A)を参照下さい。

 

(5) 構成情報の自動保存に関するオプション追加

  HVM起動時に構成情報のフォーマット変換を行った場合、構成情報を自動保存するオプションを追加しました。

本オプションが Enableの際、HVM起動時に構成情報のフォーマット変換を行うと、起動完了後に構成情報の自動保存を行います。

(デフォルトはDisable)

重要

可用性向上

(1) HVM稼働中のSVPリブート時の不具合対策

  [対象Ver. :全 Version]

  SVP非冗長構成時にSVPリブート  (またはSVP冗長構成でも両SVPが同時にリブート)した場合、 SVP再起動後に、HAモニタの設定信号や NTPの設定信号が、自動的に回復しない不具合を対策しました。

 

(2) EFIドライバのCLEARコマンドの対象範囲不具合対策

  [対象Ver. : 78-12〜78-83]

  共有モードのFCを割り当てた LPAR上で、FC-HBAの EFIドライバの CLEARコマンドを実行すると、ConnectionType /DataRate設定もクリアしてしまう不具合を対策しました。

 

*1  重要性および影響範囲の定義

 

お問い合わせ先について

本品に関するお問い合わせについては、ルートディレクトリにある README.TXTに記載されています。