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統合サービスプラットフォームBladeSymphony

uVALUE 実業×IT

Hitachi

3次元解析用デスクトップをVMware Viewで仮想化し、BladeSymphonyに統合。
セキュリティを保ちながらPCに縛られない業務環境を実現し、社員の生産性向上と管理の効率化を両立。

総合設計事務所として建物の調査から企画・設計・監理・保全まで、ワンストップサービスを提供する日立建設設計。近年、建物の安全性・機能性・環境性を評価する“解析”のニーズが高まっており、多様な解析ソフトが動作するデスクトップ環境の整備が急務に。そこで同社はBladeSymphony BS320を導入し、VMware Viewによる仮想デスクトップ環境を構築。既存PCから仮想デスクトップにアクセスすることで、高性能なPCを新たに一人一台導入することなく、スムーズな設計環境の提供が可能に。PCに縛られない業務環境を実現し、社員の生産性向上と管理の効率化を両立しています。

青木 隆広氏の写真
株式会社 日立建設設計
設計統括本部 設計本部
構造設計部 設計主任
構造設計一級建築士
青木 隆広氏

平田 洋一氏の写真
株式会社 日立建設設計
ビジネスサポート本部
技師(IT担当)
情報セキュリティアドミニストレータ
平田 洋一氏

多様な解析ソフトが動作するデスクトップ環境の整備が急務に

日立グループの一員として工場や物流倉庫を中心に、あらゆる分野の建物を手掛ける日立建設設計。国内はもとより海外で数多くのプロジェクト実績を持ち、生産・流通分野では国内トップ5に入る総合設計事務所です。近年では半導体工場のクリーンルームで培った空調技術を活かし、データセンター事業にも力を入れています。

同社の設計統括本部で構造設計を行う青木 隆広氏は「地震に対する建物の安全性を評価する構造解析とともに、最近では建物内外の温度や照度、空気の流れをシミュレーションする環境解析のニーズが高まっています。これは、データセンターの設計においても極めて重要です」と話します。環境解析は近年確立された分野であり、日々解析の種類が増え、解析ソフトが次々に開発されています。

しかし同社のデスクトップ環境は、こうした負荷のかかる解析ソフトに対応しているものが少なく、高性能なデスクトップ環境の整備が急務となっていました。「ただし、常に解析業務を行っているわけではないため、一人一台高性能PCを導入するのは無駄が多い。そこで一台の高性能な環境をみんなで共有できないかと、IT部門と相談して辿り着いたのがデスクトップの仮想化でした」と青木氏は振り返ります。

設計部門とIT部門が共同でプロジェクトを進め、双方の視点からいくつかの方法を検討した結果、仮想デスクトップの基盤には、BladeSymphony BS320とVMware Viewの組み合わせが採用され、2012年4月から本格稼働をスタートしています。

仮想デスクトップ環境の安定稼働と運用の標準化を実現できる点を評価

VMware Viewを採用した決め手として、同社は「PCoIP」を挙げます。PCoIP(PC over IP)はVMware Viewの画面転送プロトコルであり、画面上の変化があった箇所のデータだけを効率良く圧縮・転送するため、狭いネットワーク帯域下でも、ストレスなく画面を表示することが可能になります。「3次元の解析結果が、高い解像度でスムーズに表示され、比較した当時は他とは雲泥の差がありました」(青木氏)。

また同社は以前にも、2010年5月の本社移転の際、基幹システムをはじめとする事務所内の25台のサーバをVMware vSphereで仮想化し、日立アドバンストサーバHA8000の2台のサーバに統合した経緯があり、その後も大きなトラブルは発生しておらず、日立サーバとVMware製品の組み合わせに対する信頼が、今回の採用につながりました。

同社のIT担当である平田 洋一氏は「IT担当は私を含めて3名しかいないため、システムの安定稼働と運用の標準化が必須です。BladeSymphonyとVMware Viewの組み合わせなら、信頼の置けるサーバ上でVMware vSphereの使い慣れたツールで管理できるため、高く評価しました」と説明します。

同社の仮想デスクトップ環境は、2011年6月に中堅設計者10ユーザーから試験的にリリースし、同8月には設計管理職の10ユーザーを追加。ハードウェアリソースの割り当てやPCoIPの設定を最適化しながら、2012年4月に本番環境をリリースし、現在は計150ユーザーに仮想デスクトップを提供しています。

「PCoIPの設定は、高解像度の画面表示を快適に実現するために、一番時間をかけた部分です。システム構築をご担当いただいた日立システムズ様と一緒になって最適化を図っていきました」(平田氏)。システム構築から保守まで、日立システムズがワンストップで対応しており、こうした安心感も採用を後押ししたそうです。

PCに縛られない業務環境により社員の生産性向上と管理工数の削減を両立

仮想デスクトップ環境のハードウェアには、BladeSymphony BS320の7ブレードと外部ディスクとしてHitachi Adaptable Modular Storage 2010を導入。150ユーザー分の仮想デスクトップを計84コアの7ブレードに効率的に集約することで、データセンターの省スペース化・省電力化に貢献しています。

今回の導入により、PC環境に縛られず、いつでもどこでも職場と同様の環境で業務が行えるようになりました。「会社の中でもPCを持ち運ぶことなく、会議室のPCで解析結果を発表したり、工事現場の事務所で情報を引き出せるため、機動力が格段に上がりました。もちろん自宅でも利用できるため、昨今重要性が増すBCPにも効果的です」と青木氏は話します。

国内11カ所に事業所がありますが、それ以外にも日立の工場や建築現場に駐在する社員が多く、30から40拠点にユーザーが点在しています。「PCトラブルが発生すると電話対応にゆうに1〜2時間かかっていました。それが、仮想デスクトップ環境なら各クライアントにログインして操作すれば5分で済みます」(平田氏)。

また、従来ユーザーが増えた際に新しいPC環境を用意するのに1カ月近くかかっていたのが、1日で準備できるようになり、環境の変化に即応できるようになりました。

同社にさまざまなメリットをもたらした日立PCサーバとVMware View。青木氏は今後に対する期待として、「両社がクラウド分野で戦略的提携を交わしたニュースが話題になりましたが、ハードウェアと仮想化の連携を推し進めながら、さらに付加価値の高いソリューションを提供してほしいですね」と期待を寄せてくださいました。

VMware View導入後のシステム構成

USER PROFILE

株式会社 日立建設設計ロゴ

[写真]株式会社 日立建設設計

株式会社 日立建設設計

本店:東京都千代田区内神田3-11-7
設立:1965年9月1日
従業員数:276名(2012年4月1日現在)

日立グループの一員として、建築・土木の設計・監理、及びこれらに関する調査・企画・コンサルティング業務を行う総合設計事務所。企画から保全まで、建築のライフサイクルにおけるすべての段階で、業界をリードする技術を駆使した提案を行っている。

特記事項

  • VMware、VMware vSphere、VMware Viewは、VMware,Inc.の米国および各国での商標または登録商標です。
  • 文中の社名、商品名等は各社の商標または登録商標である場合があります。
  • 本文書は情報提供を唯一の目的とするものであり、いかなる契約にも組み込むことはできません。
  • 記載されている製品情報は、製品の改良により予告無く変更されることがあります。
  • 発言者の部署名/役職名等は、2012年11月時点の情報です。
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