[ 原子炉圧力容器 ]
吊り(釣り、ではない)上げたのは、北陸電力株式会社殿、志賀原子力発電所の原子炉圧力容器です。
この容器は、上鏡を除く本体部分で、高さ約18m、内径約7.1m、厚さ約17cm、重さ約780トンの鋼製容器で、約3年をかけてバブコック日立株式会社呉事業所で製造しました。

原子炉圧力容器
2003年9月8日に呉港を出港、海上輸送により発電所の専用岸壁まで運ばれ、9月11日の水切り(*1)は国内原子力プラント初となる旋回式海上クレーン船を用いて行われ、水切り後に最大積載量2000トンの特殊な運搬車両で発電所の建設現場敷地内へ運び込まれました。

国内原子力初の旋回式海上クレーンを使用した原子炉圧力容器の水切り
9月18日、吊り上げ可能能力930トンの世界最大級のクローラクレーン(愛称「ビックアイビス」)を使用して吊り込み(*2)を開始。約6時間かけて据付ボルトの1本目を固定し、吊り込みが無事完了しました。
「2004年10月末現在の建設工事の進捗率は92.1%で、2005年4月の燃料装荷、2006年3月の営業運転開始に向け、建設工事は最終段階を迎えています。」

ビックアイビスによる原子炉圧力容器の吊り込み
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