2017年11月28日
日立化成株式会社
株式会社日立製作所
株式会社日立製作所(執行役社長兼CEO:東原 敏昭)と日立化成株式会社(執行役社長:丸山 寿)は、このたび、アイドリングストップシステム(以下、ISS)車用鉛蓄電池「Tuflong G3」について、株式会社日刊工業新聞社とモノづくり日本会議が主催する2017年"超"モノづくり部品大賞において、日本力(にっぽんぶらんど)賞を受賞しました。自動車の燃費改善、二酸化炭素削減による環境負荷低減に貢献する次世代バッテリーとして、従来品1.5倍*1の耐久性と業界初の38ヶ月(距離無制限*2)保証を評価されたものです。表彰式は11月17日セルリアンタワー東急ホテル(東京都 渋谷区)で開催されました。
"超"モノづくり部品大賞は、日本のモノづくりの競争力向上を支援するために2003年に「モノづくり部品大賞」として創設され、2008年に現名称となり、「機械」「電気・電子」「自動車」「環境関連」「健康・医療機器」「生活関連」の6分野を表彰対象としています。
ISS車に搭載する鉛蓄電池は、耐久性の向上が課題でしたが、硫酸イオンの移動を制御する新セパレータ構造を開発し、電解液中の硫酸イオン濃度を均一化することで、従来品と比較して1.5倍の耐久性を実現したことで、エンジンの始動回数2.8万回(約2.8年分*3)に相当する使用状態で、従来比約10%*4の燃費改善が見込めます。
ISS車用次世代鉛蓄電池「Tuflong G3」
以上