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2010年10月18日
株式会社日立製作所

「グリーン・グリッド データセンター・アワード2010」の最優秀賞を受賞

  株式会社日立製作所(執行役社長 : 中西 宏明/以下、日立)は、データセンターのエネルギー効率改善の取り組みにおいて、このたび、データセンターやIT機器のエネルギー効率改善を推進する非営利団体「The Green Grid」(以下、グリーン・グリッド)とDatacenterDynamics社が共催する「グリーン・グリッド データセンター・アワード2010」の最優秀賞を受賞しました。
  本アワードは、グリーンIT推進協議会、特定非営利活動法人 日本データセンター協会の協力のもと、日本国内でデータセンターを運用する団体・企業のエネルギー効率改善に向けた取組み(エネルギー効率の指標活用や課題の分析、運用改善手法の実行力)やそれらの改善活動の継続性に対して表彰されるものです。
  日立の受賞内容は、下記です。

受賞内容

「グリーン・グリッド データセンター・アワード2010」
最優秀賞
「データセンターにおけるエネルギー効率化の
スパイラルアップ」

概要

  「データセンターにおけるエネルギー効率化のスパイラルアップ」では、サーバールームのみならず関連施設の電力量や、屋内外の温湿度など、データセンターを取り巻く環境を多面的に可視化し、評価・分析を行っています。また、グリーン・グリッドが推奨するエネルギー効率化の指標であるPUE(Power Usage Effectiveness : 電力使用効率)をいち早く採用し、活用してきました。具体的には、空調効率向上を軸とした各種施策によるエネルギー効率改善効果をPUEで定期的に数値化し、その分析結果に基づいた改善活動を日々推進しています。特に、日立グループでは、5年間でデータセンターの消費電力量を最大50%削減(2007年度比)することを目標としたデータセンター省電力化プロジェクトCoolCenter50を推進しており、その成果を現場での地道な改善活動と融合することで相乗効果を創出しています。

受賞理由

  5年間でデータセンターの消費電力量を最大50%削減(2007年度比)という環境戦略の目標を掲げ、その実現に向けて、リアルタイムな電力消費管理とPUEレポート、エアフローの見える化や外気温に連動した制御の仕組みを取り入れるなど、ユニークな取り組みを展開し、エネルギー効率の大幅な改善を達成している点が評価されました。

  日立グループは、今後も、IT製品から設備機器、さらに運用技術に至るまで、高効率な製品・技術を開発・提供するとともに、データセンター事業者として自らも実践していくことで、データセンターのエネルギー効率向上を図り、グリーンITを推進していきます。

関連情報

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