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ひたちなか総合病院

新病院建屋の建設について

水戸総合病院新病院建屋イメージ図

 株式会社日立製作所は、このたび、茨城県ひたちなか地域における医療の高度化と「地域完結型病院」としての診療機能強化を図るため、水戸総合病院(茨城県ひたちなか市)に新病院建屋を建設することに決定しました。新病院建屋は、2009年1月に着工し、2010年7月から診療を開始する予定です。

 水戸総合病院は、茨城県ひたちなか市人口15.5万人および周辺地域の医療と健康づくりを担う地域中核病院として、日立グループ社員だけでなく、地域住民の皆さまに安心と安全な医療を提供しています。

 新病院建屋は、現在、駐車場となっている当院北側敷地に建設する地上6階の免震構造を採用した建物で、1階が外来中央診療部門・救急、2階が手術室・重症集中治療室、3階から6階が入院病棟となる予定です。完成後は、入院機能を強化するため、病床数を現在の215床から288床に増床し、入院個室も現在の20室から106室に拡大させます。新病院建屋の建設にあわせて、新たに脳血管疾患や整形外科疾患の患者さんが社会復帰をめざしリハビリを行う回復期リハビリ病床を50床新設します。
 また、「地域完結型病院」としての対応を行う為、がん治療に必要な放射線治療設備を新設するほか、重症集中治療室の増床を行うことで、医療の高度化にも対応します。さらに、救急医療の強化を図るとともに、総合診療科の新設、産婦人科の再開などにより、ひたちなか市および周辺地域における中核病院としての機能を高めます。

 新病院建屋では、エネルギー効率を最適化する省エネルギー設備や2階屋上部分に緑化庭園を配置するなどの環境を整備し、病院内で使用するエネルギー効率を高めることも計画しています。また、敷地内に24時間保育所を設けるなど、医師や看護師の働きやすい職場環境づくりをめざします。

新病院の特長

  1. 救急診療についてはひたちなか市とひたちなか市医師会が運営する休日・夜間診療所において行われる一次救急と連携し重症度に応じた処置が的確に行える体制を作ります。
  2. 虚血性疾患、不整脈疾患に対し、薬物・カテーテル治療を含めた内科的治療を総合的に提供し、リハビリテーション機能を充実させ早期の社会復帰を支援します。
  3. 現在社会的に大きな問題となっている分娩を含む産婦人科の診療を再開します。
  4. 建物には免震構造を採用し、自然災害、大規模事故災害や新興感染症流行などに対し迅速な対応が行える災害拠点病院の位置づけをめざします。
  5. エネルギー効率を最適化する省エネルギー設備を導入するとともに充分な緑地を確保し環境に配慮した病院づくりをめざします。
  6. 敷地内に24時間保育所を設け、医師や看護師の働きやすい職場環境をつくります。

新病棟の建設計画の概要

新病棟の建設計画の概要
所在地茨城県ひたちなか市石川町19-1、-8、20-1〜10
敷地面積36,025.88m2(予定)
延床面積20,844.00m2(予定)
建物構造鉄筋コンクリート造(免震構造、一部耐震構造)
建物規模地上6階、塔屋1階

照会先

株式会社日立製作所 茨城病院センタ 経営企画部 [担当:竹之内]
〒317-0077 茨城県日立市城南町2丁目1番1号
電話 0294-23-8329 (直通)

株式会社日立製作所 水戸総合病院 リニューアル推進室 [担当:堀田]
〒312-0057 茨城県ひたちなか市石川町20番1
電話 029-276-7067 (直通)

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