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日立総合病院

筑波大学附属病院日立社会連携教育研究センターの歩みとこれから

2012年4月に日立総合病院内に筑波大学附属病院日立社会連携教育研究センターが開設されて4年半が経過しました。大学教員は私と消化器内科の谷中教授の2名と少しさびしいスタートでしたが、2013年4月に腎臓内科の植田准教授、2014年10月に呼吸器外科の市村教授、2016年7月に心臓血管外科の松崎准教授が赴任いたしました。
現在は、5名で、日立総合病院医師と一丸となって地域医療に取り組んでいます。また、大学教員として県北地域医療の持続可能な発展と住民健康の向上、日立製作所の医療事業への協力など教育および研究に勤しんでいます。筑波大学の医療・教育資源を日立総合病院職員に提供してそのキャリア形成支援にも取り組み、県北地域の医療資質向上をはかることも使命と心得ています。
もとより、日立総合病院は県北地域における中核病院として機能してきました。震災からの復興にも多方面からの支援をいただいて、2016年夏には本館棟が完成しました。ますます高齢化する社会にあっては、生活習慣管理などの健康増進とともに多様化する医療ニーズに即応する病院でありつづける必要があると考えています。当センターは、日立総合病院をはじめとした地域医療の向上に寄与できるよう、地域に根ざしたしっかりとした活動を続けていきたいと考えています。
今後ともご支援をよろしくお願い申し上げます。

2016年10月
筑波大学附属病院日立社会連携教育研究センター
部長 小松洋治

教員紹介

Dr小松

小松 洋治

筑波大学附属病院 日立社会連携教育研究センター 教授
日立総合病院 脳神経外科 主任医長

専門領域:脳神経外科

所属学会:日本脳神経外科学会(専門医、学術評議員、代議員、関東支部理事)
     日本脳卒中学会(専門医、評議員)
     日本脳卒中の外科学会(代議員)
     日本脳神経外傷学会(学術評議員)
     日本救急医学会
     日本脳ドック学会、など

自己紹介

1984年筑波大学医学専門学群卒業、筑波大学附属病院脳神経外科研修コースにすすみ、院外研修を筑波メディカルセンター病院、筑波記念病院、秦病院で行った。研修修了後、日本脳神経外科学会専門医を取得。県西総合病院、筑波記念病院勤務を経て、1999年から筑波メディカルセンター病院でおもに神経救急医療に携わるとともに地域連携医療体制を構築、筑波大学臨床教授として学生や研修医教育にあたった。2012年4月より現職。
日本脳神経外科学会専門医として、脳血管障害や神経外傷などの神経救急医療を中心として、脳腫瘍の外科治療、顔面けいれんや三叉神経痛などの機能疾患治療を専門とする。日本脳卒中学会専門医として、脳卒中予防教育や地域医療連携に関わる活動も行っている。
筑波大学附属病院との連携を生かして、学生や研修医のキャリア教育、高度専門医療と地域医療の連携を図りたい。

主な活動内容

  1. 研修医の指導:脳神経外科学会研修プログラムに基づいて指導医のもとで執刀できる知識と技術を持ち、次世代を担う医師を育成。(写真1、2)
  2. 医療スタッフキャリア支援:病院および地域医療スタッフの知識向上とキャリア支援を筑波大学附属病院と連携して行っている。
  3. 市民啓発活動:健康で活動的な高齢社会を支える市民の啓発活動。(写真3)
  4. 茨城県北部の医療圏やこれからの高齢社会における医療資源の有効活用と、医療のあり方、課題についての研究活動。

活動の様子(小松医師)

Dr谷中

谷中 昭典

筑波大学附属病院 日立社会連携教育研究センター 教授
日立総合病院 消化器内科 主任医長

専門領域:消化器内科

所属学会:日本内科学会(認定内科医、指導医)
     日本消化器病学会(学術評議員、指導医)
     日本消化器内視鏡学会(社団評議員、指導医)
     日本ヘリコバクター学会(代議員、編集委員、ヘリコバクター感染症認定医)
     日本潰瘍学会(理事)、など

自己紹介

茨城県水海道市(現常総市)出身、1980年筑波大学医学専門学群卒業(第1期生)、筑波大学消化器内科入局、1985年医学博士(消化性潰瘍再発の病態生理)、1988年〜91年米国ハーバード大学医学部ベスイスラエル病院研究員、1995年筑波大学臨床医学系講師(光学医療診療部)、2007年東京理科大学薬学部教授、2012年4月より現職。
専門領域:消化器疾患(特に上部消化管)、消化器内視鏡学、消化器生理学、臨床薬理学。
主な研究テーマ:ヘリコバクター関連疾患の病態と除菌治療の効果、NSAID潰瘍の治療と予防、食品成分による大腸癌予防、低線量放射線の長期被曝が消化器発癌に及ぼす影響
抱負:筑波大学附属病院との連携を生かして、特に予防医学的な観点から茨城県北地域の医療に貢献できたら幸いです。

主な活動内容

  1. 筑波大学との連携による若手医師の指導:筑波大学消化器内科 金子 剛 講師を当院に招聘し、若手医師に対して小腸内視鏡の実技指導を行いました。
  2. 若手医師に対する実技指導(谷中医師)

  3. 消化管カンファランス:当院の内科、外科、放射線科、病理科のスタッフと共に毎月2回、定期的に消化管疾患に関するカンファランスを行っています。このカンファランスは、若手医師、医学生の教育面で大いに役立っています。
  4. 消化管カンファランス(谷中医師)

  5. 学術講演会の開催:当院の診療棟落成を記念して、筑波大学消化器内科 兵頭 一之介 教授を当院に招聘し、消化器癌の化学療法に関する講演会を開催しました。

学術講演会(谷中医師)

Dr市村

市村 秀夫

筑波大学附属病院 日立社会連携教育研究センター 教授
日立総合病院 呼吸器外科 主任医長

専門領域:呼吸器外科

所属学会:日本外科学会(認定医、専門医、指導医)
     日本呼吸器外科学会(評議員、指導医)
     呼吸器外科専門医合同委員会(呼吸器外科専門医)
     日本呼吸器内視鏡学会(気管支鏡専門医、指導医)
     日本がん治療認定医機構(がん治療認定医、がん治療暫定教育医)
     日本胸部外科学会、日本肺癌学会、国際肺癌学会(IASLC)、日本癌治療学会、
     日本サイコオンコロジー学会など

自己紹介

1994年筑波大学医学専門学群卒業、筑波大学附属病院外科初期研修を経て1996年筑波大学呼吸器外科へ入局。筑波大学附属病院・日立製作所日立総合病院・湖南病院で手術・診療経験を重ねた。2000‐2003年米国ニューヨーク、コロンビア大学医学部研究員(Lung Biology Laboratory : 肺生物学研究室)。帰国後、筑波メディカルセンター病院へ着任し、2006年4月から同診療科長として呼吸器外科診療に従事。2014年10月より現職。
専門領域:呼吸器外科学(胸部悪性腫瘍手術、気胸、内科的治療抵抗性胸部感染症など)、気管支学(気管支鏡による診断・治療)、胸部悪性腫瘍学(肺癌、胸膜中皮腫、縦隔腫瘍の診断・治療)
抱負:日立医療圏ならびに県北地域の医療環境やニードを捉えて地域で完結できる高度で専門的な診療を展開したい。

主な活動内容

  • 呼吸器内科・放射線科・放射線治療科の先生方とカンファランスを行い、意見交換するなかで診療の質や安全性を高めます。
  • 筑波大学附属病院との連携を生かし技術・知識・態度を備えた専門医を育成します(写真1)。
  • 高度高齢化社会で求められる、「術後の体調や生活環境に配慮した診療やケア」を提供するため、院内の多職種(看護・介護・療法士・医療ソーシャルワーカーなど)で情報共有をすすめチーム医療を実践します。また、実際の診療・相談を通してスタッフの人材育成に取り組みます。
  • 呼吸器外科学の進歩発展のため、「診療改善の探求」と「臨床研究の取り組み」を継続します。
  • 「最期まで安心して暮らせる」地域を目指して、現状の課題を探索しつつ医療および介護の地域ネットワークづくりに参加し、医療情報の普及啓発に務めます(写真2)。

Dr松崎

松崎 寛二

筑波大学附属病院 日立社会連携教育研究センター 准教授
日立総合病院 心臓血管外科 主任医長

専門領域:心臓血管外科、体外循環中の炎症機転(学位論文)

所属学会と主な資格:日本外科学会(専門医、指導医)
          心臓血管外科専門医認定機構(専門医、修練指導者)
          日本胸部外科学会、日本心臓血管外科学会、日本血管外科学会
          腹部ステントグラフト実施医、胸部ステントグラフト実施医

自己紹介

福島県いわき市出身、1991年筑波大学医学専門学群卒業、筑波大学附属病院外科初期研修を経て1993年筑波大学循環器外科へ入局。筑波大学附属病院、東京厚生年金病院、横浜労災病院、茨城西南医療センター病院などで心臓血管外科を中心に臨床経験を積んだ。2006年に医学博士を取得した後、2年余り米国ペンシルバニア大学医学部へ研究留学、2008年から約8年間は筑波メディカルセンター病院で多数の緊急心臓血管外科手術を経験。2016年7月より現職。
専門領域:心臓血管外科学(成人心臓、大動脈、救急心臓血管外科)
抱負:日立市を中心とする県北地域の心臓血管外科診療を主動するとともに、茨城県の将来を担う若き心臓血管外科医の育成に貢献したい。

主な活動内容

  • 心臓血管外科手術の標準化:日立総合病院の実績ある手術手順を継承しつつ、ステントグラフト治療や心拍動下冠動脈バイパス術など新しい標準術式の県北地域への普及に努めています。(写真1)
  • 心臓血管外科救急医療の推進:筑波大学附属病院や筑波メディカルセンター病院などと連携して茨城県の大動脈ネットワークを構築し、県北の拠点として心臓血管外科救急医療の発展に貢献します。
  • 研修医および医学生の指導:志のある若人に“やってみせ、言って聞かせて、させてみて、うまくいったらほめてやる”を心掛けています。(写真2)

松?医師

Dr植田

植田 敦志
筑波大学附属病院 日立社会連携教育研究センター 准教授
日立総合病院 腎臓内科 主任医長

専門領域:腎臓内科

所属学会:日本内科学会
     日本腎臓学会
     日本透析医学会
     アメリカ腎臓学会
     ヨーロッパ腎移植学会、など

自己紹介

略歴:茨城県水戸市生まれ、1992年山形大学医学部卒、同年筑波大学内科レジデント、1994年筑波大学腎臓内科入局、国立佐倉病院、日立製作所日立総合病院、上都賀総合病院、筑波大学附属病院、水戸中央病院、なめがた地域総合病院勤務を経て2013年4月から現職。
資格:医学博士、日本内科学会認定医、総合内科専門医、日本腎臓学会専門医、指導医、日本透析医学会専門医、指導医、茨城県慢性腎臓病対策協議会保存期腎不全委員会委員長、日本腎臓リハビリテーション学会代議員、茨城県医師会糖尿病登録医
専門領域:腎臓病学、透析治療(血液、腹膜透析)、血液浄化療法、生活習慣病

活動(臨床)

  • 腎炎、ネフローゼ症候群が疑われる場合は、腎生検を行い正確な病理診断に基づき治療を行います。
  • 糖尿病性腎症、高血圧性腎症でご紹介を受けた場合は、栄養指導、生活指導を中心に行い、可能な限りかかりつけ医と併診で診療を行います。
  • 保存期腎不全には、腎臓機能を保持する治療を優先すると同時に、血液透析、腹膜透析の腎代替療法と腎移植治療について説明します。
  • 透析のあらゆる合併症に対応するため、各診療科との連携を図り、透析患者の診療を行います。

活動(教育と研究)

  • 当施設は、日本腎臓学会臨床研修施設および日本透析医学会教育関連施設に認定されており、初期研修医と後期研修医に専門医取得をめざす教育をおこないます。
  • これから医師を志す医学生に、有意義な臨床実習を行います。
  • 腎臓および透析医療に関するセミナー、研究会を定期的に開催し、医師、医療スタッフの教育と育成に努めます。
  • 腎臓病、生活習慣病に関する臨床研究を実施し、その成果を学会、論文等で発表していきます。

勉強会のお知らせ

臨床研修医募集

日立総合病院では現在、臨床研修医を募集しております。
詳しくは以下のリンクをご覧ください。