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日立インシデントレスポンスチーム(HIRT) 寺田真敏氏が情報セキュリティ大学院大学の第11回情報セキュリティ文化賞を受賞

更新日:2015年3月6日

このたび、日立インシデントレスポンスチーム(HIRT) の寺田真敏氏が情報セキュリティ大学院大学の第11回情報セキュリティ文化賞を受賞(同氏を含む5名が受賞)しました。 3月4日に表彰式がSECURITY SHOW 2015(主催:日本経済新聞社)の「セキュリティソリューションステージ」において行われました。

寺田氏は弊社においてインターネット黎明期よりネットワークシステムの研究開発を推進し、1998年には他社に先駆けて企業内 CSIRT (Computer Security Incident Response/Readiness Team) である日立インシデントレスポンスチーム (HIRT) の立ち上げを推進し、同分野の国際的なフォーラムである FIRST (Forum for Incident Response and Security Teams) に国内メーカとして最初の加盟を果たす一方、社外においても、公的な各種協議会や委員会での活動、学会等での研究活動、国際標準化活動、大学での教育、人材育成活動等、産学公に渡り幅広くわが国の情報セキュリティレベルの向上に貢献したことが評価され本賞を受賞しました。

当日は、表彰式に引き続いて受賞者をパネラーとする第11回情報セキュリティ文化賞記念講演会「サイバーセキュリティ基本法時代の安全対策」と題するパネルディスカッションが開催され、情報セキュリティ対策を推進する上で取組みなどの議論が活発に展開されました。

日立インシデントレスポンスチーム(HIRT) では、今後とも国内外の関係機関と連携を図りつつ、CSIRT活動の先導を通じて、わが国の情報セキュリティ対策の高度化に広く貢献していく所存です。

写真:表彰状 写真:表彰式風景
写真:表彰状(左)と表彰式風景(右)
左から、関口氏、田中氏、飯塚氏、上原氏、寺田氏(HIRT)、徳田氏、永宮氏、山川氏

[情報セキュリティ文化賞]
わが国の情報セキュリティ分野の進展に大きく貢献した個人を表彰することを通じ、情報セキュリティの高度化に寄与することを目的として、情報セキュリティ大学院大学が2005年2月に制定したものです。 情報セキュリティ大学院大学では、本事業を通じて、情報セキュリティ文化についての関心を喚起し、わが国の生活・経済・産業基盤を支える自治体や企業など様々な組織の中で中核となりうる有為な情報セキュリティ人材の育成に繋げていくことを企図しています。