![[画像] 小型化・軽量化を実現したリチウムイオン電池。CO2を大幅に排出抑制するハイブリッドカーのエネルギー源として注目を集めています。](/environment/showcase/solution/mobility/images/img_lithiumion/main.jpg)
自動車の未来を支えるエネルギー源として、リチウムイオン電池はますます存在感を強めています。日立はハイブリッド自動車用リチウムイオン電池をグローバルに展開し、クリーンで快適なカーライフを応援しています。
地球の温暖化を防ぐために、さまざまな分野でCO2排出抑制の取り組みが行われています。その中でも、自動車は環境に大きく影響する分野です。
環境対応の技術の進歩とともに、“車はガソリンで走る”時代は変わりつつあり、90年代にはハイブリッド自動車が登場しました。エンジンと電動モーターを組み合わせて走ることで、エンジンで燃料を燃やす際に出るCO2を大幅に排出抑制し、燃費をアップできるのが特徴です。
![[画像] 〜リチウムイオン電池〜 クリーンな車社会をめざす次世代電池の主役!](/environment/showcase/solution/mobility/images/img_lithiumion/01.jpg)
このハイブリッド自動車に利用する電池として注目されているのがリチウムイオン電池です。日立は他社に先駆けて、ハイブリッド自動車へ搭載するリチウムイオン電池を開発しました。小型化・軽量化に加え、充電効率が良く、メモリー効果(*1)がないなど環境保護に優れた性能を発揮することから、これまで主流だったニッケル水素電池に代わるエネルギー源として急速に市場を拡大しています。
排出ガスの低減や燃費向上など自動車への規制強化を背景に、今後もハイブリッド自動車や電気自動車、燃料電池自動車の実用化が加速すると予想されています。
![[画像] リチウムイオン電池の進化](/environment/showcase/solution/mobility/images/img_lithiumion/02.jpg)
リチウムイオン電池は、身近なところでは携帯電話やノートパソコンなどに多く利用されています。リチウムイオン電池は、充電することで繰り返し何度も使えるタイプの電池のことです。パワーがありながらコンパクトで軽く長持ちするため、モバイル用の小型電池だけでなくハイブリッド自動車用の大型電池においても活躍しています。
![[画像] リチウムイオン電池とリチウムイオン電池モジュール](/environment/showcase/solution/mobility/images/img_lithiumion/04.jpg)
![[画像] 〜リチウムイオン電池〜 ガソリン車に比べ30%の燃費向上](/environment/showcase/solution/mobility/images/img_lithiumion/03.jpg)
当社のリチウムイオン電池は、現在市場にあるニッケル水素電池の出力密度に比べ、2010年から量産中の第三世代で約3倍、また現在開発中の第四世代で約4倍に達しています。高出力(車のパワーアップ)、高効率(無駄に電気を使わない)に加えて耐久性に優れ、電池寿命は車両本体の耐久性と同程度といった優れたパフォーマンスを持ち、次世代電池の主役と考えられています。
日立が提供するリチウムイオン電池は、自動車からバスや電車まで、幅広いシーンで活躍しています。
![[画像] 左:2000年日産自動車ティーノハイブリッドに採用(同年日本国内限定発売) 右:2007年三菱ふそうエアロスターエコハイブリッドに採用](/environment/showcase/solution/mobility/images/img_lithiumion/05.jpg)
ハイブリッド自動車用のシステムは、リチウムイオン電池だけでなく、エンジンを助ける小型軽量の電動モーターや、そのモーターを制御する小型軽量・多機能なインバータも重要な役割を担っています。
日立は、これらのシステム製品を含めて自社で製造することで世界から高い信頼を得ています。特にハイブリッド自動車用リチウムイオン電池においては、世界に先駆けて量産化を実現し、国内および北米などグローバルに提供しています。
![[画像] ハイブリッドカー用システムの一例](/environment/showcase/solution/mobility/images/img_lithiumion/06.jpg)
![[画像] 〜夜間電力で充電すれば走行コストは〜 ガソリンの約9分の1程度](/environment/showcase/solution/mobility/images/img_lithiumion/07.jpg)
日立グループでは、電子制御技術、自動車用電池技術、素材・部品技術を結集し、自動車メーカーや鉄道会社向けに電池セルから電池システムパックまでの供給実績があります。
2009年10月には、月間30万セルの量産ラインを完成し、月産4万セルの既存ラインの量産能力と合わせて供給能力は月産34万セルとなり、年間10万台以上のハイブリッド電気自動車の需要に対応することが可能です。これは車載用リチウムイオン電池として世界トップレベルの量産能力を有します。
これからも「長寿命」「高出力」「高エネルギー密度」「高信頼性」「低コスト」の製品にこだわり、地球環境の未来に貢献してまいります。