LED照明のほか、利用状況によって
減速制御する機能など、きめ細かな配慮で
省エネルギーに貢献しています。
世界的に都市化が進むとともに、都市に人口が集中し、建物が高層化・大規模化しています。2050年には世界人口は約97億人、都市部居住割合は約68%になるという予測もあります。そのような中、都市生活に不可欠な存在であるエレベーター・エスカレーターのエネルギー使用量削減は重要な課題です。
日立のエレベーター・エスカレーターは、省エネルギー性能を基本仕様としています。そして、「人」を起点にした「HUMAN FRIENDLY (ヒューマン フレンドリー ) for Hitachi Elevators/Escalators」をコンセプトに掲げ、「人の行動に寄り添う製品やサービス」の提供をグローバルに進めています。
省エネルギー性能向上と照明の長寿命化を実現しています。
電子機器や巻上機のブレーキの効率化を図ることで消費電力量を約5%削減*2します。
エレベーターの運転状況により発生する回生電力を建物内の照明・空調等で有効利用。エレベーターの消費電力量を最大約30%削減*3します。
利用者不在時に欄干照明などを自動的に消灯し、さらにLED照明を使用することで消費電力量を約73%削減*4します。
インバーター負荷情報から乗客負荷を検出。少人数時の減速制御により約821kWh/年*5の電力使用量を削減します。
一定時間センサーが利用者を検知しない場合に減速。 約1,970kWh/年の電力使用量を削減します。
センサーが利用者を検知して自動で起動、無人時には運転停止することで空運転を低減します。約3,612kWh/年の電力使用量を削減*5できます。