![[画像] 「エコモード運転」を標準装備。都市の省エネルギー化に貢献しています。](/environment/showcase/solution/industrial/images/img_escalator/main.jpg)
エスカレーターは都市空間に欠くことのできない移動手段であり、デパートやショッピングセンターから、ホテル、空港、駅など、さまざまなシーンで多くの人々を運び続けています。
さまざまな場所で長い時間動き続けるエスカレーターであればこそ、そのエネルギーを節約することは、地球温暖化の防止に貢献できます。
VXシリーズは、省エネルギー化のニーズに応え、「エコモード運転」を業界ではじめて標準装備しています。
(2011年6月掲載)
![[画像] エコモード運転を標準装備](/environment/showcase/solution/industrial/images/img_escalator/01.jpg)
エコモード運転とは、混雑時と閑散時を、重さによる利用者情報で認識し、利用者が少なくなると自動で減速して電力の消費を抑える省エネ機能です。
基本的にエスカレーターは、速度を上げると消費電力も多くなるため、省エネのポイントは速度をいかに下げられるかということです。
減速するほど省エネ効果も大きくなりますが、利用者の利便性も損なわれます。そこで、多数のモニター評価を実施した結果、速度が遅くなったと感じない程度で利便性を損なわず、なおかつ省エネ効果を考慮した最適な速度が25m/分であることが分かりました。
エコモード運転では、混雑時は通常の30m/分、利用者が少ない場合には25m/分で運転するようにしています。
大型ショッピングセンターで実際に測定したデータによると、消費電力を従来機種と比べ約13%削減でき、年間で約1,440kWh(*1)の省エネ効果が見込まれています。
このVXシリーズは2008年1月の発売以来、全国で約800台(2010年12月時点)が稼働しています。
![[画像] エコモード運転](/environment/showcase/solution/industrial/images/img_escalator/02.jpg)
「エコモード運転」のほかにも、オプションで2つの省エネ運転機能を提供しています。
![[画像] 無人時微速運転](/environment/showcase/solution/industrial/images/img_escalator/03.jpg)
無人時微速運転では、利用者がいないときは10m/分で運転。利用者が近づくとセンサーが検知して30m/分まで緩やかに加速し、利用者がいない状態が一定時間経過すると再び10m/分に減速してエネルギーを節約します。
この運転は、利用者の数は少なくても、途切れることのないような施設に適している機能です。
![[画像] 無人時微速運転](/environment/showcase/solution/industrial/images/img_escalator/04.jpg)
![[画像] 自動運転システム](/environment/showcase/solution/industrial/images/img_escalator/05.jpg)
自動運転システムでは利用者がいなければエスカレーターが完全に停止し、センサーが利用者を検知すると自動的に起動します。また、利用者がいない状態が一定時間経過すると、再び停止するしくみです。
本方式は利用者のいない状態で停止するため、空運転が低減でき、大きな省エネ効果を得ることができます。
この運転は、駅のホームのように利用者が途切れる時間帯のある場所に適している機能です。
![[画像] 自動運転システム](/environment/showcase/solution/industrial/images/img_escalator/06.jpg)
![[画像] 消費電力を約30%削減](/environment/showcase/solution/industrial/images/img_escalator/07.jpg)
欄干に使われている蛍光灯照明に、効率良く電気を光に変換するインバーター照明を採用し、欄干照明の消費電力を従来機種(MXシリーズ)に比べ約30%削減しました。
また、お客さまのご要望に応じて、LED式の欄干照明の提供も行っています。
エスカレーターでは、リニューアルにおいても、環境に配慮したさまざまな工夫をしています。全撤去リニューアルから部分リニューアルまで、ご要望に応じて豊富なメニューをご提供できるのも特長です。
![[画像] 廃材を約1,000kg削減](/environment/showcase/solution/industrial/images/img_escalator/08.jpg)
省資源に配慮した工法として評価を得ている「エスカイントラス工法」とは、既設エスカレーターのトラスを廃棄することなく、リニューアルする方法です。
トラスとは、エスカレーターを支えている骨格にあたるものです。
エスカイントラス工法では、既設トラスを残したままで、新設品を設置することができます。既設トラスを撤去する必要がないため廃材を約1,000kg削減*3することが可能です。
また、工事期間の短縮も可能で、従来の工法では45日かかっていた工事期間が、15日に短縮できたという事例もあります。
![[画像] エスカイントラス工法](/environment/showcase/solution/industrial/images/img_escalator/09.jpg)
![[画像] 制御リニューアルで工期短縮](/environment/showcase/solution/industrial/images/img_escalator/10.jpg)
運転制御に関わる部品を最新機器に交換する「制御リニューアル」も注目されています。「制御リニューアル」とは、既存のエスカレーターの駆動機と制御盤を更新するリニューアル方法です。
制御リニューアルであれば、一部の部品の入れ替えで済むため、工期を短縮することができ、特に商業施設におけるリニューアルに向いています。
![[画像] 第7回エコプロダクツ大賞 ロゴマーク](/environment/showcase/solution/industrial/images/img_escalator/11.jpg)
環境に配慮したリニューアル工法の「エスカイントラス工法」や、利用状況を感知して速度を制御する運転機能による省エネルギー化が評価され、第7回エコプロダクツ大賞にて「環境配慮型エスカレーターおよびエスカレーターのリニューアル工法」としてエコプロダクツ部門の経済産業大臣賞を受賞しました。
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