地球上の豊かな緑は、驚くべきスピードで荒れた大地へと姿を変えています。同時に地球上の生態系システムは、水を蓄え、酸素を作り出すという重要な役割を果たす森林という資源を失いつつあります。
世界中で異常気象が報告されるように、地球温暖化は、私たちにとって深刻な課題のひとつとなりました。
「地球の森プロジェクト in タイ」は、スローガンとして"PLANT FOR THE PLANET, PLANT FOR THE FUTURE"を掲げ、活動を続けています。
成田空港から、飛行機で6時間。バンコクは、かつては豊かな緑を誇る世界有数の木材輸出国でした。しかし、現代化の波が押し寄せ、かつての姿を見ることはなくなり、1961年には国土の53%を占めた森林の割合が、1991年には26.6%にまで減少しています。そして、最新データによると、現在では、わずか20%未満となっています。
都市部では近代化がすすむにつれ、伐採と焼畑農業で森林が急速に失われ、深刻な問題を引き起こしています
マングローブの森(タイ)。タイ政府は、森林伐採を禁じる政令を発令し、森林保護に取り組んでいます
2009年9月12日、オープニングセレモニーは、昨年と同じくシリントーン王女国際環境公園のメインホールにて開催されました。10時30分、セレモニーは地球環境平和財団 矢野等子事務局長のあいさつで幕を開け、UNEP、シリントーン王女国際環境公園財団、タイ王国天然資源環境省、および各機関の多くの来賓の方々にお越しいただきました。参加者の数の多さが、本プロジェクトに対する大きな関心を表しています。
2007年以降、日立グループが主に支援する「地球の森プロジェクト in タイ」には、高い評価が寄せられています。2009年9月末現在、タイの日立グループ会社は40社におよび、従業員数は20,000名を超えています。日立グループは今後も、CSR活動に活発に取り組んでいきます。
今回参加した日立グループ従業員と家族は、インストラクターの説明を注意深く聞いた後、熱心に植樹に取り組みました。
![[画像] 苗木を植える3ステップ](images/px_1_5.jpg)
苗の根に十分な水分を含ませ、植樹後の根付きを良くします。
枯れ草を敷いて水をかけます。「ただ土の中に苗を植えるだけではなく、根元に枯れ草を敷き、植えたばかりの苗を大事に守ってあげるのです。」
根元に土をかぶせ、枯れ草を敷いたら、添え木に苗を固定します。 植樹が完了した目印に、苗木が入っていたプラスチックケースを添え木にかぶせます。