平成19年に「省エネルギー実施優秀事例経済産業大臣賞」を受賞し、日本の省エネ実践の先駆者として全国から注目され続ける名古屋大学。そんな名古屋大学が、大学の使用エネルギー増加に悩み、考え、実践したエコ事例、そしてこれからの目標とは…?
(2009年8月掲載)
“勇気ある知識人”――それは、日本のモノづくりの拠点となる名古屋大学の教育理念です。緑が溢れ、自由な雰囲気のこのキャンパスは、各分野の第一線で活躍する多くの“勇気ある知識人”を輩出しています。私たちの記憶にまだ新しい2008年のうれしいニュース、日本人のノーベル物理学賞・ノーベル化学賞受賞者の3人の先生方も、ここ名古屋大学出身の研究者なのです。
![[画像] 緑豊かで広大なキャンパス。ノーベル賞受賞者の先生方も、この学びやで切磋琢磨されたのですね](/environment/showcase/customer/case_vol2/images/case_txt_01.gif)
![[画像] 緑豊かで広大な名古屋大学キャンパス](/environment/showcase/customer/case_vol2/images/case_01.jpg)
“とにかく実践するエコ” ――これは、名古屋大学のもうひとつの顔です。ここ数年、名古屋大学は大学横断の省エネ活動で各方面から“優秀賞”を受賞しました。つまり、日本の中で最も率先してエコを実践する、エコロジー行動派大学でもあるのです。
![[画像] 名古屋大学省エネ活動の表彰状](/environment/showcase/customer/case_vol2/images/case_02.jpg)
![[画像] これぞエコロジー行動派大学の証拠!平成19年度省エネルギー経済産業大臣賞表彰状など](/environment/showcase/customer/case_vol2/images/case_txt_02.gif)
「・・・でも大学とエコってどうつながるんだろう」
そう思う方もいらっしゃるかもしれません。実は大学は、ひとつの街といってもいいほどたくさんの人が集まって暮らしている場所なのです。たとえば約2万人が通う名古屋大学・東山キャンパスを考えると・・・?
![[画像] 大学で消費するエネルギーってどんなものがあるの?](/environment/showcase/customer/case_vol2/images/map_01.jpg)
大学での省エネルギーの取り組みは、企業や工場と同じく、多くの大学が直面する緊急の課題のひとつなのです。
名古屋大学が、本格的に省エネに取り組み始めたのは平成16年頃からです。きっかけは、各種法令などにより大学も環境負荷を制限された、ということ。省エネルギー法により、名古屋大学は、年間1%以上のエネルギー使用量の削減が求められるようになったのです。そして名古屋市保全条例でも、大学の「温暖化対策計画書」の届出が義務付けられるようになりました。
また同じ頃、法人化した名古屋大学では、“自分たちの大学を自分たちで運営していこう”という考えが強まりました。そこで平成16年11月に、大学の事務系職員と技術系職員、文系と理工系の教授陣や研究者が集まる文理融合型の省エネ取り組み組織、“エネルギー・マネジメント研究・検討会(通称・EM研)”を発足させました。
この文理融合の横断組織が主体となり、名古屋大学でのエネルギー・マネジメント活動がスタートします。
今回は、このEM研を中心とした名古屋大学での省エネ活動を、全体統括の経済学部・荒山裕行教授、施設管理課の加藤好孝さん、大橋昌哉さんにお聞きしました。
![[画像] 名古屋大学経済学部・荒山裕行教授](/environment/showcase/customer/case_vol2/images/person0.jpg)
![[画像] 学内横断で協働する組織を立ち上げ、省エネ活動をスタートしました](/environment/showcase/customer/case_vol2/images/case_comment_01.gif)
![[画像] 名古屋大学エネルギー・マネジメント研究会の皆さん](/environment/showcase/customer/case_vol2/images/case_txt_03.gif)
![[画像] 名古屋大学エネルギー・マネジメント研究会の加藤好孝さん、荒山裕行先生、大橋昌哉さん](/environment/showcase/customer/case_vol2/images/person_all.jpg)
中央はEM研で製作したLEDの薄型照明付き看板
「Hitachi Brand Channel」では、日立グループの先端的な技術や製品、さまざまな活動を動画で紹介しています。