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Hitachi
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IoTソリューション

IoTを活用し、製造業や運輸業、飲食店など、
さまざまな業種・規模のバリューチェーンにおいて、
CO2排出量削減に取り組んでいます。

環境課題解決への貢献

スマートIoTサービス導入による発生するCO2排出量の削減

IoTソリューションの一つである「スマートIoTサービス」は、データの収集・管理・見える化・異常検出時の警報自動通知などを提供するクラウドサービスと各種SIサービスを、トータルでサポートいたします。

お客さまの店舗・ビルのフロアなどの管理拠点で温度・湿度・電力・CO2濃度などの環境データや産業用機器の稼働データを自動収集し、それらを当社データセンターに構築するクラウド環境に蓄積します。
飲食店における導入では、IoTを活用した24時間温度監視・計測・自動転送やクラウドによるデータ管理によって、冷蔵庫の温度管理業務の効率化を支援します。また、導入により温度監視作業時間や食品廃棄ロスを低減でき、作業時に発生するCO2排出量の削減にも貢献します。
国内大型飲食チェーン店の1,200店舗(店舗当たり温度確認12カ所)をモデルとした算定では、本サービス導入によりCO2排出量を47%削減できました。これはサービス・ソリューションの環境評価手法SI-LCA*を使用し、運用ステージを評価対象として算定しています。

*
System Integration-Life Cycle Assessment
2006年3月に日本環境効率フォーラム (現・LCA日本フォーラム) が発行した「平成17年度 情報通信技術 (ICT) の環境効率評価ガイドライン」に準拠しています。

主な環境技術

遠隔監視の自動化

収集した機器・センサーのデータを全てクラウド上のサーバーに蓄積し、常に異常を監視します。収集データ監視中に異常を検知した場合は、店舗・ビル・工場などの管理者に対して「どのような異常」が発生したかを警報として通知します。監視時間帯は曜日ごとに設定可能で、24時間業務や臨時業務日、停電時間の設定も可能です。これらきめ細かな監視の自動化により、運用コストの削減や、異常の即時検知と即時対応が可能となり、お客さまのサービスの品質向上に貢献します。

多彩な警報通知手段

異常検知時の警報の多彩な通知手段をご提供します。メール・電話・FAXを基本の通知手段とし、お客さまの環境やご要望に応じた他の通知手段にも対応いたします。

ユーザー管理に基づく見える化とレポート機能

お客さま専用のホームページをご提供し、PCやスマートフォンのブラウザからいつでもアクセス可能です。
ユーザー管理機能により専用ホームページでは、ユーザー権限に応じた機器やセンサーの最新の稼働状況確認・グラフ表示・温度や警報の履歴ダウンロードなどが可能です。これにより必要な時に必要な情報を、適切な情報開示範囲で取得することができます。