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環境への取り組み

Hitachi

日立グループは、多岐にわたる事業領域をもっており、環境経営に関する意思決定とその実行を支える仕組みとして、日立製作所と連結子会社963社、持分法適用関連会社215社を対象とするグローバルな環境管理体制を構築しています。
グループ全体の環境経営は、日立製作所の地球環境戦略室が推進しています。地球環境戦略室が活動方針や行動計画などを立案し、日立製作所の社長を議長とする経営会議において審議・決定しています。その決定を受けて、日立製作所の社内カンパニーや主要グループ会社で構成する「環境戦略責任者会議」を通じて環境戦略をグループ全体に徹底しています。また、活動を推進するために、「環境委員会」や活動分野ごとの実務者からなる「部会」を設置し、目標の設定、目標達成のための施策などを検討しています。

また、海外での環境活動を推進するために、欧州、米州、中国、アジア(シンガポール)に担当者を配置し、管理体制を強化しています。各地域で環境会議を開催し、環境行動計画の進捗と最新の環境規制に関する情報の共有化を図るとともに、各地域が抱える環境課題に関して意見交換を行っています。また、各地域と日本を結ぶ環境ネットワークを構築し、随時環境規制の動向や関連情報を共有化し、多業種にまたがる日立の特性を生かして各業種、各地域の情報を相互に交換し、グローバルな活動に結びつけています。今後もこの海外地域別のネットワークを活用し、地域ごとの特性を反映させながら活動を充実させていきます。

日立グループ環境管理体制・マネジメントシステム(2013年4月現在)

体制図

環境マネジメントシステムの構築

日立では、事業所の環境負荷量に応じて環境管理を行う環境管理基準を定めています。その基準を満たす事業所(約270)を保有する部門(研究開発本部、5社内カンパニー、15グループ会社)と地球環境戦略室で「日立グループ環境推進機構環境マネジメントシステム」を構築・運用し、グループの業種の多様性を考慮しながら、統一的にグループ内の環境活動を推進しています。

環境管理基準(主要項目)

環境管理基準(主要項目)
人員 500(人)以上
使用電力量 6,000(MWh/年)以上
廃棄物等発生量 500(t/年)以上
用水使用量 600(m3/日)以上
紙の購入量 50(t/年)以上

また、環境管理基準を満たしている事業所は、事業所ごとにISO14001に基づく環境マネジメントシステムの外部機関による認証を継続して取得しています。また、環境管理基準に満たない事業所の認証取得も推進しています。

ISO14001認証取得状況(2013年4月現在)

ISO14001認証取得状況(2013年4月現在)
  日本 日本以外 合計
取得会社数*1 175 106 281
*1
一部の事業所のみ取得している会社を含む

画像

環境パフォーマンスデータの管理

環境マネジメントを効率よく行うために、事業活動に伴う環境パフォーマンスデータを収集する「環境負荷評価システム」を運用しています。グローバルで約270事業所が、エネルギー使用量やCO2排出量、廃棄物の発生量などの環境負荷データを入力するほか、社外からのクレームや表彰受賞実績などを登録し、本社で集計・分析して、環境経営を進めるうえでの課題の抽出や事例の共有化を図るなど、活動の強化に利用しています。特に主要環境パフォーマンスデータであるエネルギー、廃棄物、水、VOCについては、月次や四半期ごとに集計・分析を行い、レベルの向上に取り組んでいます。

環境活動の評価制度

環境活動レベルの改善、向上を図るために、環境活動を総合的に評価する仕組みである「GREEN 21」を運用しています。「GREEN 21」は、環境活動分野を8カテゴリーに分類し、環境行動計画の目標達成度や活動内容を53項目で評価し、レーダーチャートによって結果を可視化する仕組みです。各カテゴリーの満点を100GP(グリーンポイント)とし、各項目を5段階で評価します。「GREEN 21」の結果は、日立製作所の社内カンパニーと一部のグループ会社の業績評価に反映させています。 2012年度は、目標448GPに対し、489GPでした。今後も、2015年度の目標640GPをめざし、環境活動レベルの向上に取り組んでいきます。

主要指標

グリーンポイント平均点の実績と目標

各カテゴリーの評価項目

各カテゴリーの評価項目

  1. 環境管理、環境会計、法規制遵守状況
  2. 1億トンCO2排出抑制、環境事業戦略
  3. サプライチェーンを通じた環境情報の収集と伝達
  4. 環境教育、環境エキスパートの育成
  1. 製品・サービス等のアセスメント
  2. CO2排出量の削減、省エネ努力、輸送省エネ
  3. 資源循環、化学物質管理
  4. 情報開示、コミュニケーション活動、地球市民活動、生態系の保全

環境活動の社内表彰制度

環境活動を活性化し、先進的な事例をグループ全体に周知するために、環境に配慮した製品や技術、環境活動を顕彰する社内表彰制度「GREEN 21大賞」を設けています。環境活動全般を評価する「GREEN 21」の結果と環境への負荷低減に貢献した効果、先進性、継続性などを総合的に評価して表彰しています。2012年度は11件を表彰しました。

GREEN 21大賞 2012年度表彰結果

賞の種類受賞事業所または受賞者授賞理由
環境マネジメント&コミュニケーション部門
最優秀賞 日立(中国)有限公司 夢獏環境教室のグループ展開による、中国における環境活動推進
優秀賞 日立建機(株)環境本部 建機業界唯一の建設機械用カウンタウェイトのリサイクル活動
エコビジネス&エコプロダクツ部門
最優秀賞 日立アプライアンス(株) [スリープ保存]真空チルドSL冷蔵庫シリーズの開発
セレクト
優秀賞
(株)日立製作所 情報・通信システム社
ITプラットフォーム事業本部 開発統括本部
Hitachi Unified Storage 100シリーズ
奨励賞 (株)日立製作所 電力システム社
日立事業所
大規模太陽光発電設備の拡販
エコファクトリー&オフィス部門
最優秀賞 該当なし
セレクト
優秀賞
(株)日立製作所 電力システム社
日立事業所 国分生産本部
新本館新設における照明のLED化、自然換気、全熱交換器採用などの省エネ化によるエコオフィス化
日立電梯(上海)有限公司 生産量増加による排水を処理するため水処理設備を追加。排水量ゼロを継続
奨励賞 (株)日立製作所 中央研究所 食堂への太陽光発電(54.72kW)の設置。食堂で使用する電力の半分を発電
Hitachi Consumer Products(Thailand), Ltd. 高効率機器への転換(年間282.9t-CO2排出量削減)などによる、エネルギー効率化など各種の取り組み
(株)日立国際電気 富山工場
国際電気テクノサービス(株)
製品輸送のモーダルシフト推進によるCO2排出量の削減
(株)日立アイイーシステム 廃棄物管理システム移行推進による最終処分量の低減及び100%電子化の達成