日立グループは、環境省の「環境会計ガイドライン 2005年版」に沿って環境会計制度を導入し、その情報を開示しています。また、その結果に基づき、経営資源を環境活動に適切に配分しながら、環境投資や環境活動の効率化を図るなど、継続的な改善に努めています。近年、環境関連の研究開発が増加しており、その結果として環境保全コストが増加しています。また、投資額に関しては、電力需要の関係で、2011年度に大型投資が前倒しされたこともあり、減少しました。
環境投資・環境保全コストと経済効果の推移

2012年度 環境投資の対策別内訳比率

環境投資
| 主な内容 | 費用(単位:億円) | ||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2008 年度 |
2009 年度 |
2010 年度 |
2011 年度 |
2012 年度 |
|||
| 投資合計 | 省エネ設備など直接的環境負荷低減設備への投資 | 101.7 | 79.5 | 76.0 | 96.1 | 52.8 | |
環境保全コスト
| 項目 | 主な内容 | 費用(単位:億円) | |||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2008 年度 |
2009 年度 |
2010 年度 |
2011 年度 |
2012 年度 |
|||
| 費用 | 事業所エリア内コスト | 環境負荷低減設備の維持管理費、減価償却費など | 333.1 | 282.0 | 279.8 | 277.8 | 318.4 |
| 上・下流コスト | グリーン調達費用、製品・包装の回収・再商品化、リサイクルに関する費用 | 19.7 | 17.0 | 16.0 | 14.3 | 13.8 | |
| 管理活動コスト | 環境管理人件費、環境マネジメントシステムの運用・維持費用 | 112.0 | 89.2 | 86.1 | 82.5 | 76.7 | |
| 研究開発コスト | 製品・製造工程の環境負荷低減の研究開発および製品設計に関する費用 | 502.5 | 528.1 | 575.6 | 798.1 | 847.1 | |
| 社会活動コスト | 緑化・美化などの環境改善費用 | 3.5 | 2.5 | 3.1 | 4.5 | 4.1 | |
| 環境損傷コスト | 環境関連の対策費、拠出金、課徴金 | 9.9 | 6.8 | 3.7 | 19.4 | 19.0 | |
| 合計 | 980.6 | 925.6 | 964.4 | 1,196.6 | 1,279.1 | ||
※ 設備投資の減価償却費は5年間の定額方式で計算
環境保全効果
| 経済効果*1 | ||||||
|---|---|---|---|---|---|---|
| 項目 | 費用(単位:億円) | 2012年度の主な活動 | ||||
| 2008 年度 |
2009 年度 |
2010 年度 |
2011 年度 |
2012 年度 |
||
| 実収入効果 | 109.0 | 83.0 | 96.2 | 137.2 | 178.5 | 廃棄物の分別、リサイクルによる有価物化の推進 |
| 費用削減効果 | 182.4 | 150.0 | 184.5 | 152.7 | 120.7 | 省資源化・省エネによる資源購入費、廃棄物削減による処理費の低減 |
| 合計 | 291.4 | 233.0 | 280.7 | 289.8 | 299.2 | |
| 物量効果 | ||||||
|---|---|---|---|---|---|---|
| 項目 | 削減量 | 2012年度の主な活動 | ||||
| 2008 年度 |
2009 年度 |
2010 年度 |
2011 年度 |
2012 年度 |
||
| 生産時のエネルギー使用量の削減 | 158百万kWh | 191百万kWh | 129百万kWh | 93百万kWh | 107百万kWh | LED照明の導入、空調設備の更新、稼働率の最適化など |
| 生産時の廃棄物最終処分量の削減 | 6,752t | 5,955t | 3,623t | 4,754t | 3,788t | リサイクル推進、廃液の減容化/再利用など |
※ 設備投資に伴う効果はコストと同様に5年間の定額方式で計上
環境負荷削減効率*2
| 項目 | 2008年度 | 2009年度 | 2010年度 | 2011年度 | 2012年度 |
|---|---|---|---|---|---|
| 省エネ削減効率(百万kWh/億円) | 3.3 | 4.2 | 2.6 | 2.0 | 1.7 |
| 廃棄物最終処理量削減効率(t/億円) | 194 | 229 | 121 | 183 | 146 |