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環境への取り組み

Hitachi

日立グループは、化学物質のリスクに対処するとともに法規制に対応するため、生産過程で使用する化学物質を禁止・削減・管理の3段階で評価してリスク管理を行っています。さらに、化学物質の管理者を対象とする教育や、地域住民に化学物質の管理、環境への取り組みについて理解を深めていただくため、コミュニケーションの強化に努めています。

化学物質総合管理システム

化学物質総合管理システム「CEGNET」を1998年に導入し、最新の法規制や自主管理規則をデータベース化して、新規に使用する化学物質を適正に管理しています。また、事業活動に使用している化学物質を「CEGNET」に登録し、使用・排出・移動量を集計して使用量の削減にも役立てています。

化学物質総合管理システム「CEGNET」

CEGNETの仕組み

活動と実績

大気汚染を防止するために、環境省の計画に基づき日立が独自に定めた41種類の揮発性有機化合物(VOC)の排出量削減に取り組み、2012年度は塗装工程の塗料変更やプロセス改善による塗装効率向上などに努めました。また日本で3カ月ごと、日本以外では6カ月ごとにデータを細かく収集することでPDCAを強化し、目標を達成しました。

また、国内のPRTR法*1に基づき、対象となる化学物質の大気や公共水域などへの排出量、廃棄物として事業所外や下水道に排出した移動量をグループ全体で把握し、その実績を事業所ごとに地方自治体に報告しています。さらに、取扱量が少ないために同法の対象外となっている物質であっても、年間10kg以上取り扱う物質については管理する必要があると考え、取扱量を集計しています。

*1
PRTR法:特定化学物質の環境への排出量の把握等及び管理の改善の促進に関する法律

主要指標

VOC大気排出割合

2011年度比0.1%削減

 日本日本以外全体
2012年度 7.5% 3.5% 6.3%

VOC大気排出量の推移

グラフ

地域別内訳(t/年)
20082009201020112012
欧州 9
(13)
7
(10)
9
(12)
28
(29)
6
(8)
米州 37
(44)
29
(41)
41
(48)
62
(70)
53
(64)
中国 288
(607)
268
(502)
131
(310)
427
(9,522)
273
(10,769)
アジア 189
(356)
273
(452)
258
(539)
232
(8,101)
346
(8,479)
日本 4,026
(65,935)
3,160
(48,444)
3,214
(51,862)
3,536
(49,399)
3,449
(46,139)
4,549
(66,955)
3,737
(49,449)
3,653
(52,771)
4,285
(67,121)
4,127
(65,459)
地域別内訳の上段はVOC大気排出量、下段( )内はVOC取扱量の数値。海外の2010年度までのデータの対象範囲は異なる

PCB*1の保管管理

写真
PCB廃棄物のコンテナ積込作業

PCB使用機器は、日立グループ環境管理項目として保管および処理状況を定期的に調査し管理しています。高濃度PCB廃棄物は、処理事業者へ早期に処理の登録を行い計画的に処理を進めています。微量PCB廃棄物は、処理事業者の受入状況に応じて順次適切に処理していきます。

*1
PCB:ポリ塩化ビフェニル(polychlorinated biphenyl)

今後の取り組み

VOC大気排出割合が大きい塗装工程での対策として、物質の代替化を図るとともに、プロセスを改善し、2015年度に削減率40%達成をめざして活動していきます。