日立グループが国内外に擁する六つの財団は、家庭教育の支援、科学技術の振興、東南アジアの大学教官・研究者の招聘、環境保全、青少年の健全育成、米国社会での企業市民活動など、さまざまな分野で活動しています。
環境問題を解決するには、行政、企業、学校、市民を問わず、誰もがそれを理解し、環境をよりよくしていくための活動の輪を広げることが必要です。(公財)日立環境財団は、環境教育の普及啓発活動の一環として、環境問題を科学的側面から研究している専門家や研究者を講師に招き、くつろいだ雰囲気の中でお茶を飲みながら話しあってもらい、環境問題に対する理解を深める「環境サイエンスカフェ」を2011年から開催しています。
2012年度は東京都内において、大学共同利用機関法人情報・システム研究機構国立極地研究所の榎本浩之教授による「地球温暖化」、樋口広芳東京大学名誉教授による「鳥の渡りと地球環境の保全」など、各回ごとにテーマを変えて6回にわたり開催し、延べ260人が参加して活発な意見交換を行いました。同財団は、より多くの人に、カフェの参加者と同じように環境問題をとらえ、理解してもらいたいと考え、ホームページにすべての講義録を公開しています。また、2011年2月から10月にかけて5回にわたり開催した、多田隆治東京大学教授による気候変動に関する講義は書籍になり、市販されました。

環境サイエンスカフェの様子

書籍になった講義録