![[画像]英国科学実験講座(東京)での講義](/csr/sc/activity/education/science/__icsFiles/afieldfile/2012/07/26/miniscope.jpg)
英国科学実験講座(東京)での講義
日立ハイテクノロジーズグループでは、電子顕微鏡を活用した教育支援を世界各地で継続的に実施しています。同社の卓上顕微鏡Miniscope(R)の貸し出しや、親子体験学習、小学校の科学体験学習授業などの学習イベントを実施しています。
欧州では、ドイツ連邦教育研究省が昨年発足させた「ナノトラック・プロジェクト」に協力しています。本プロジェクトは、実験装置や科学報告書などを積んだトレーラーがドイツ各地を訪問し、一般の人びとにナノテクノロジーを紹介する取り組みです。また、英国で180年以上続く人気の科学実験講座を再現した講座を9月に東京で開催し、電子顕微鏡を使った実験を通じて子どもたちに科学の面白さを体験してもらいました。米国では、米国立標準技術研究所(NIST)と協力し、周辺地域の中学・高校の理科教師を招待して、電子顕微鏡を活用した授業カリキュラムを提案しました。日立は今後も、同社の支援プログラムのみならず、“Change the Equation”*1のメンバーとして積極的に科学教育の振興を支援していきます。
![[画像]磁力の世界を体験する子どもたち](/csr/sc/activity/education/science/__icsFiles/afieldfile/2012/07/26/science1.jpg)
磁力の世界を体験する子どもたち
日立グループでは、教育支援活動の一環として「日立サイエンス・セミナー」を実施しています。
2011年11月には、東京の科学技術館で日立金属、日立製作所、日立製作所インフラシステム社による連続講座「日立サイエンス・セミナー ─磁石からひろがるおもしろ世界─」を開催し、多くの子どもたちに“磁石のふしぎ”を体感してもらいました。本プログラムは、日立グループ各社がモノづくりの経験を通じて培った技術や知識を楽しく伝え、子どもたちに理科に興味をもってもらうために始めたものです。これからも各社の特徴を生かしたさまざまなテーマを取り上げ、楽しく学べる体験教室を開催していく予定です。
【2012年度 実施報告】
![[画像]理科実験の様子(日立理科クラブ)](/csr/sc/activity/education/science/__icsFiles/afieldfile/2011/07/18/it_highlight03.jpg)
理科実験の様子(日立理科クラブ)
日立製作所は、日立市の理数教育を充実させようとする施策に応え、2009年に日立市と連携協力に関する基本協定を締結し、同年5月に設立されたNPO法人日立理科クラブの運営を支援しています。同クラブは、約100人の日立グループの工場や研究所のOBで構成され、博士号取得者や技術士、モノづくりのエンジニア、優れた特殊技能をもつシニアエンジニアがボランティアとして活動しています。
本活動は、小中学校へ出向いての理科授業の支援、関心の高い中学生を対象とする理数アカデミー、電磁力推進車や水ロケットをつくる工作体験教室などのプログラムで構成されています。また、日立市内の小学校で「理科室のおじさん」としてボランティアメンバーが週2 回出向き、理科実験の準備補助や子どもたちの相談相手になっています。日立製作所は、今後も引き続き本活動を支援し、シニアエンジニアが培ってきた経験・技術を子どもたちに伝え、「科学する喜び」「モノを創る感動」を体験してもらう機会を提供していきたいと考えています。
実験の様子(シンガポール校)
日立製作所インフラシステム社では、空調・水処理システムといった事業分野の特徴を生かして、子ども向け環境・理科教室の活動に取り組んでいます。2011年度は新たにシンガポール共和国の現地中学校において、同校の生徒約50人を対象に「磁石の力で水をキレイに*1」をテーマに教室を開催しました。参加した生徒たちは積極的に実験に取り組み、楽しみながら学習していました。本教室は数種類のプログラムを有し、これまでに、国内はもとより、アラブ首長国連邦、中華人民共和国、エジプト・アラブ共和国でも開催しています。同社では今後も未来を担う子どもたちの英知を育むために、国内外を問わず地域に密着した活動を継続して行っていく方針です。

化学実験体験教室の様子
日立化成では(社)日本化学会「化学だいすきクラブ」と連携し、化学の実験体験教室を2009年より開催しています。各事業所で「親子化学実験体験教室」や「一日化学体験教室」などさまざまな体験教室を実施。子どもたちに理科や化学の楽しさを伝える活動を、社員が中心となって積極的に展開しています。2011年度は、幼稚園、小・中学生、高校生、大学生向けに計12回実施しました。

体験型実験「液体窒素で何でも凍らせよう」
日立製作所 日立研究所では、研究所の特性や専門能力を生かした社会貢献活動の一環として、ボランティア推進委員会が中心になり、1995年より、子どもたちに実験の楽しさ、面白さを通して化学への関心を高めてもらうことを目的に「科学ミニセミナー」を、毎年、夏休みに構内にて開催しています。
開催にあたっては、日立市教育委員会と連携をとりながら、日立市内及び所員家族の中学生を対象者としています。内容は、体験型実験とし、直近では「モータと電池を作ろう」と「液体窒素で何でも凍らせよう」のテーマにて実施しています。
参加者からは、「学校ではできない実験ができて、とても楽しかった。また、来年も参加したい」、「夏休みの良い思い出になった」などの声が寄せられています。

授業の様子
日立マクセルでは、2003年より「京のエジソンプログラム」を毎年実施しています。子どもたちの科学に対する意識を高め、これからの科学技術を担う人財の育成に資するため、学校、地域社会、産業界が連携し、「本物」や「科学的なこと」、「ものづくり」にふれる環境の整備をめざしています。日立マクセルも親子による乾電池つくりに2006年から毎年参画し、今では学校行事として定着し好評を得ています。 2010年度からは、京都府乙訓教育局から出前授業の要請を受け、小学校2校(100人)への出前講座を実施し、2011年度には3校(160人)で実施しました。これまでに延べ17ヶ所(1,150人)が参加しています。
世界に一つだけのオリジナル乾電池を親子で作り、完成して豆電球が点灯すると、その輝き以上に子どもたちの目がキラキラと輝いています。また、果物の電池や炭の電池の実験を子どもたちと会話しながら行いました。