日立製作所は、このたび、国連が提唱するグローバル・コンパクトへの参加を表明し、去る2月27日に正式加盟しました。
グローバル・コンパクトは、1999年1月にスイスのダボスで開催された世界経済フォーラムの席上、当時の国連事務総長コフィー・アナン氏が提唱した国際的なイニシアチブです。企業のリーダーに参加を呼びかけ、国連機関、市民社会とともに人権、労働基準、環境の分野において、提示された原則を支持しつつ、持続的社会の実現に向けた活動を促すというもので、2000年7月のニューヨーク国連本部で正式に発足しました。その後、2004年6月には10番目の原則として腐敗防止に関する項目が追加され、現在の10原則となっています。本イニシアチブは、国連がはじめて、民間企業に対して、直接提唱したもので、これまでに129カ国、約6,700の団体が加盟しています。最近では、欧州を中心として、公的機関発注の入札要件にグローバル・コンパクトへの加盟の有無を問う動きも見られるなど、ビジネスの場においても影響が広がり始めました。
日立が今後もグローバル企業として成長し続けるためには、その礎となる企業基盤も、国や地域の法律・ルールを越え、国際的に認知されたグローバル・スタンダードを充たしたものである必要があり、グローバル・コンパクトの10原則を尊重し、実現していくことが経営基盤の強化に繋がると考えています。