日立グループは、「優れた自主技術・製品の開発を通じて社会に貢献する」ことを企業理念に、経営・事業戦略とCSRを融合させ、社会と価値観を共有しながら、日立グループ・ビジョンの実現に取り組んでいます。
日立のCSRの原点である企業理念と日立創業の精神を踏まえ策定した「日立グループ・ビジョン」を実現するため、「日立グループCSR活動取り組み方針」を定め、グループで共有しています。
この方針に基づく取り組み計画を日立製作所コーポレート部門(CSR推進チーム)と海外地域本社が策定し、グループ全体でこれを着実に実行しています。
2005年3月策定
日立グループ全体のCSR方針や活動については、担当部署である日立製作所CSR本部CSR推進部が、本社のCSR関連部門(CSR推進チーム)や社内カンパニー・グループ会社、および海外地域本社のCSR担当部署と連携し、定期的な会議を開催して、方向性を共有しながらグローバルに推進しています。
また、日立グループ全体でグローバル企業としての責任を果たせるよう、二つのツールを用いてCSR活動を持続的に行っています。一つは、グループが共同で開発したCSRセルフアセスメントツールでグローバル企業に求められる実務上の問題を明らかにし、グループ全体の活動レベル向上に役立てています。もう一つはマテリアリティプロセスで、海外地域本社と協力し、グローバルにステークホルダーダイアログを実施しながら、世界の社会課題を先取的に経営課題として取り入れ、持続可能な経営と社会の実現に努めています。
CSR推進体制図

「日立グループCSRセルフアセスメントツール」は、先進的なグローバル企業をベンチマークに、「日立グループCSR活動取り組み方針」に基づく各業務のあるべき姿と、解決すべき課題を明らかにするツールとして、2008年度に日立製作所とグループ会社が共同で開発しました。
さらに、2011年度に、ISO26000の発行、主要SRI(社会的責任投資)などによる社会的要請の変化を踏まえ、従来のツールを経営との連携、グローバルな視点、リスクへの対応、効果測定などに力点を置いて改訂しました。
日立製作所は、2012年度の自己評価を行った結果、グローバルな共通基盤の構築や社会への影響の把握が必要となる項目を明確にすることができました。2013年度は、本評価結果に基づくアクションプランを実践するとともに、本ツールを活用したグループ全体の底上げを継続します。
方針1:企業活動としての社会的責任の自覚 CSRビジョン、CSR教育、リスク管理
方針2:事業活動を通じた社会への貢献 事業戦略との連携、サステナブルデザイン、イノベーション、顧客満足
方針3:情報開示とコミュニケーション 情報開示、ステークホルダーとの対話
方針4:企業倫理と人権の尊重 ガバナンス体制、倫理・遵法意識の徹底、人権尊重・侵害リスク
方針5:環境保全活動の推進 カーボンマネジメント戦略、資源循環、生態系の保全
方針6:社会貢献活動の推進 戦略的社会貢献、コミュニティへの参画、従業員によるボランティア活動への支援
方針7:働き易い職場作り 多様性の重視、労働環境の充実、能力向上の機会、ワークライフバランス
方針8:ビジネスパートナーとの社会的責任意識の共有化 調達リスクの最小化、調達取引先とのコミュニケーション
2012年度の自己評価結果(日立製作所)
