ページの本文へ

Hitachi

企業情報CSRへの取り組み

温暖化対策の推進

日立は、地球温暖化の防止に貢献するため、製造部門や業務部門での生産活動や輸送における効率的なエネルギー利用により温室効果ガスの削減を進めています。

活動と実績

エネルギー効率の指標であるエネルギー使用量原単位の改善に取り組んでおり、個々の拠点においてLED照明やインバータ空調など高効率機器の導入を進めるなどして、照明や設備個々の効率を計画的に改善しています。2016年度は、エネルギー使用量原単位改善率15%(基準年度2005年度)の目標に対して12%となりました。目標に届かなかった理由は、エネルギー使用量の多い事業部門における売上高の減少により、これを分母とするエネルギー使用量原単位が悪化したためです。
CO2排出量総量については、2016年度に米州の素材系会社が新たに連結対象になったため増加していますが、米州以外の地域ではおおむね減少しています。
引き続き、自社の強みである制御、IT技術を工場やオフィスの省エネルギー対策に積極的に活用し、効率的なエネルギー使用を進めていきます。

主要指標

エネルギー使用量原単位

エネルギー使用量原単位は、基準年度比12%の改善となりました。2005年度(基準年度)の使用量1.75GL*1/活動量*2を100%とすると、2016年度の使用量1.95GL/活動量は88%でした。

*1
組織内外両方(Scope1、2)で使用されたエネルギー量
*2
事業活動に伴うエネルギー使用量などの原単位分子(環境負荷量)と密接な関係をもつ値(例:生産数量、生産高、建物床面積、従業員数など)

CO2排出量の推移

CO2排出量の推移のグラフ(グラフの内容は次のリンク先に表で表しています)

*1
2016年度から連結対象となった素材系会社分958kt-CO2/年を含む
CO2排出量の算出に使用したCO2電力換算係数は、CO2 EMISSIONS FROM FUEL COMBUSTION(2010年度版:国際エネルギー機関(IEA))の、2005年の国別換算係数を使用
エネルギー由来のCO2排出量は、Scope1で1,296kt-CO2、Scope2で2,549kt-CO2

再生可能エネルギーの導入


グリーン電力証書に表示される「Green Power」マーク

日立では、太陽光や風力などの再生可能エネルギーの活用を進めています。2016年度は、2,925MWh/年の再生可能エネルギーを発電して使用しました。また、日立コンピュータプロダクツ(米国)では、8,769MWh/年の再生可能エネルギーを購入して、工場での動力として活用しました。日本では、日本自然エネルギー株式会社を通じて1,000MWh/年のグリーン電力発電を委託し、オフィスやショールーム、展示会での電力に使用しました。

輸送エネルギーの削減

エコレールマーク 私たちは、環境にやさしい鉄道貨物輸送を推進している企業です。

日立では、事業所でのエネルギー削減とともに輸送時のエネルギー削減にも努めており、各ビジネスユニット(BU)、グループごとに輸送エネルギーの原単位改善率を目標に反映させています。各事業所ではモーダルシフトによる高効率輸送手段の推進、トラックへの積載率向上など輸送エネルギーの削減に努めるとともに、使用する車両のエコカーへの切り替えも進めています。2016年度は、日立グループの日本国内の輸送におけるCO2排出量は106kt-CO2/年でした。また、ヘルスケアBUでは製造する精密な医療機器のモーダルシフトを推進し、CTシステムとX線診断システムは、エコレールマーク商品*1認定を取得しました。

*1
エコレールマーク商品:製品を輸送するときにCO2排出量の少ない貨物鉄道を一定割合以上利用している商品

ファクトリー&オフィスにおける今後の取り組み

2018環境行動計画では、自社の「生産」段階での効率的なエネルギーの利用を進めています。PDCAサイクルを継続し改善を推進していきます。
今後、環境長期目標「日立環境イノベーション2050」の低炭素社会を実現するため、高効率プロダクツ・低炭素エネルギーを最大限活用して、エネルギー起源のCO2を含む温室効果ガスの削減に貢献していきます。エネルギー利用の効率化では2010年度からの改善率は7%となっています。長期目標達成のためエネルギー利用の効率向上とともに生産段階での温室効果ガス削減に取り組んでいきます。

輸送エネルギーの削減事例

精密な医療機器のモーダルシフトを推進(ヘルスケアBU)


CTシステム本体の積み込み作業

ヘルスケアBUでは、柏事業場で製作される画像診断装置の中で、12フィートの鉄道コンテナに収まるサイズのCTシステムとX線診断システムの輸送に鉄道を利用することで、モーダルシフトを推進しています。
医療現場で使用する精密機器であるため、輸送品質確保のための事前検証を十分に重ねました。また、重量が大きく偏重心の製品は取り扱いには十分な注意が必要で、取り扱いノウハウの共有や使用するパレットをコンテナ用に改善することで、輸送品質を確保しつつ効率的な輸送を実現しました。これらの取り組みによってCTシステムとX線診断システムは、エコレールマーク商品認定を取得しました。モーダルシフトにより2016年度のCO2排出量は18.6t-CO2(前年度比5.2%)削減しました。

サステナビリティレポート ダウンロード

Adobe Readerのダウンロード
PDF形式のファイルをご覧になるには、Adobe Systems Incorporated (アドビシステムズ社)のAdobe® Reader®が必要です。