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企業情報CSRへの取り組み

水の有効利用

日立は、製品の洗浄・冷却や塗装などの生産プロセスで水を使用しています。それらの水を有効に利用するために、流量計の設置箇所を増やして管理レベルの強化を図るほか、廃水処理設備を設置して循環水の利用率向上や、事業所内の給水設備の更新などの施策により水使用量の削減を推進しています。
水問題の深刻度は国や地域によって違いがあるため、地域の水リスクに応じてそれぞれ対策を講じており、中国、インド、フィリピンの事業所では、漏水対策を強化するなど水使用量削減に努めています。

活動と実績

2016年度は、水使用量原単位の改善として、グローバルに立地する204拠点を対象に、基準年度の2005年度比23%改善の目標を掲げ、改善率27%と目標を達成することができました。

主要指標

水使用量原単位

水使用量原単位は、基準年度比27%の改善となりました。2005年度(基準年度)の使用量5,662万立方メートル/活動量を100%とすると、2016年度の使用量4,134万立方メートル/活動量は73%でした。

水使用量の推移

水使用量の推移のグラフ(グラフの内容は次のリンク先に表で表しています)

*1
2016年度から連結対象となった素材系会社分212万m3/年を含む

水利用効率の向上における今後の取り組み

日立は、2050年度までに水の利用効率を2010年度比で50%改善する目標を掲げています。事業活動で使用する水の使用量を適切に管理するとともに、取水量の削減、排水浄化・再利用による水の循環利用促進など地域の水問題解決に向けた施策により高度循環社会の実現をめざしていきます。

水利用の効率化促進による削減事例

ハイブリッド車用電池製造時の水使用量削減(日立ビークルエナジー)

リチウムイオン電池製造洗浄工程で発生した洗浄後の水は、循環水タンクで補給水(純水)が加えられ、紫外線分解、フィルタリング、イオン交換を経て、一部は廃液となりますが、再度リチウムイオン電池製造洗浄工程で使用します。
純水洗浄水循環システムフロー

日立ビークルエナジーでは、ハイブリッド車用リチウムイオン電池製造時に使用する純水*1洗浄水を循環再利用することで水使用量の削減を推進しています。洗浄工程で使用した純水は、循環水タンクで補給水(純水)とミキシングした後、紫外線分解、フィルタリング、イオン交換を経て、繰り返し純水洗浄水として利用しています。その結果、循環システム導入前と比較して、産業廃棄物の廃液量および水使用量を99%以上削減することができました。

*1
純水:イオン交換樹脂、逆浸透膜、蒸留器などを用いて不純物を取り除いた水

洗濯機製造事業所の漏水対策などによる水使用量削減(上海日立家用電器有限公司


全自動洗濯機の商用試験

上海日立家用電器有限公司では、年間約100万台の全自動洗濯機を生産しており、商用試験による品質確認などで多くの水を必要としています。水の使用量を削減するため、半年に及ぶ調査・確認・改善・検証を繰り返し行い、地下探査やメーター増設による水漏れ箇所の発見、漏水している地下埋設管の敷設替え、空調設備の修理・更新などの節水活動を実施しました。その結果、水使用量は半減しています。また水漏れの再発防止策として、配管地上化や、ジョイント部を減らすための配管経路の変更を実施しました。

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