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執行役社長兼CEO 小島 啓二

日立は、1910年の創業以来、「優れた自主技術・製品の開発を通じて社会に貢献する」という企業理念のもと、事業を通じてお客さまと社会の発展に寄与してきました。
気候変動や新型コロナウイルス感染症など、世界が複雑かつ深刻な課題に立ち向かう中で、この企業理念はかつてなく大切な意味を持っていると考えています。

そして今、人類が直面する根本的な挑戦は、人類が生存できる安全な環境「プラネタリーバウンダリー」を守りながら、人々が幸せを日々実感できる「ウェルビーイング」の両立を図ることだと思います。

日立は最新のIT×OT×プロダクトを組み合わせて社会課題を解決する「社会イノベーション事業」を通じて、データとテクノロジーで持続可能な社会の実現と人々の幸せの両立に挑戦していきます。そして、健全な社会の発展に貢献することで、ステークホルダーの皆さんのご理解とご支援を得て、自らも成長させていきたいと考えています。

2024中期経営計画では、「デジタル」「グリーン」「イノベーション」を軸とした成長ストーリーをご説明しています。
これからの日立にどうぞご期待ください。


執行役社長兼CEO 小島 啓二