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『ひたち』1938(昭和13)年創刊 季刊 36ページ オールカラー
 

ページタイトル

2007年夏号

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2007年夏号[表紙]
 
特集   極地――そこから垣間見る地球の未来
 

地球環境の変化を感知するセンサーとして、また地球の歴史を記録するタイムカプセルとして――極地は地球の過去と未来を探る重要なカギを握っています。約半世紀にわたる極地研究の積み重ねから、地球の環境変動とそのメカニズムが徐々に明らかになってきました。人類の極地への歩みと極地研究の最新の成果を取材します。

 
 
コンテンツ
 
[特集] 極地――そこから垣間見る地球の未来
極地へのアプローチ――地球を探るたゆまぬ歩み
藤井理行
北極域の環境異変――頻発する森林火災と地球温暖化
福田正己
リモートセンシングが開く極地の科学
南極の「ゴミ」を処理し環境を守る
安藤浩二
白瀬矗への敬愛
立松和平
 
[エッセイ] 技術に会う 9
技術革命の40分の1の法則
池内了
 
[トーク] HITACHI FILE talk+(トーク・プラス)
メタノール燃料電池で電源のユビキタスを目指す
山内博史
省エネしながらコスト削減、
エネルギーサービス事業「ESCO」の新展開
坂内正明/鈴木淳
 
[グラフ] 日立紀行 1
  大和ブームに沸く港町に突如現れた潜水艦の使命とは?
 
[ルポルタージュ] 永瀬唯のサイエンス・パースペクティブ 9
エアコン
――理想の室内環境を創るマルチシステム
 
[ニュース] ダントツさんが行く! 8
  シェーバー
 
[コラム] 技術の日立・今昔 5
  モートル
 
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極地――そこから垣間見る地球の未来
 

[インタビュー]

藤井理行
(国立極地研究所所長)








国立極地研究所

極地へのアプローチ
――地球を探るたゆまぬ歩み


未知の世界を知りたい――大航海時代以来、探検家はその衝動に突き動かされ極地を目指してきました。その積み重ねに基づき、現代の極地探検家たちは地球の知られざるメカニズムを次々と解明しています。日本の南極観測隊が行っている氷床コア掘削からは、地球70万年余の環境変動の歴史が明らかになろうとしています。

  写真
 

写真◎国立極地研究所

 
写真 写真
 

 

[インタビュー]

福田正己
(北海道大学
低温科学研究所教授)

北極域の環境異変
――頻発する森林火災と地球温暖化


北極域のシベリア、アラスカで近年、森林火災が多発しています。本来、二酸化炭素の吸収源であるべき森林が、火災によってその放出源となり、さらに永久凍土の融解を引き起こし、それがまた森林の消失を加速する……。森林焼失がもたらす「負の連鎖」を食い止めるには?

写真

アラスカの森林火災(2004年) 写真◎福田正己

写真
 

 

[ルポ]

リモートセンシングが開く
極地の科学


極域は、気候変動のカギを握るとされる大気・海洋の循環を駆動する「エンジン」の役割を担っています。そこで重要な役割を果たしているのが、氷の質量収支。氷床や海氷の増減、棚氷の崩落などの現象は、人工衛星や航空機からのリモートセンシングによって逐一監視されています。千葉大学環境リモートセンシング研究センター長・西尾文彦氏に取材しました。

写真
 

 

[インタビュー]

安藤浩二
(第47次南極地域観測隊/株式会社日立プラント
テクノロジー)

写真  

南極の「ゴミ」を処理し
環境を守る


日立は1966年の第8次隊から、機械の保守担当などにのべ25人を南極観測隊に派遣してきました。第47次隊(2005-2007年)には日立プラントテクノロジーから安藤浩二が設営部門環境保全チームに参加。廃棄物処理や排水処理設備の維持管理、南極に放置されてきた大型廃棄物の持ち帰りなどを担当しました。

日立プラントテクノロジー
CSR活動

 

 
[エッセイ]

立松和平
(作家)

白瀬矗への敬愛

南極・昭和基地開設50周年を記念して、当地を訪れた立松和平氏。氏が敬愛する極地探検家・白瀬矗(のぶ)の足跡、功績を振り返ります。

  写真

白瀬矗
写真◎白瀬南極探検隊記念館

白瀬氷河
写真◎国立極地研究所

写真
 
写真
 
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[エッセイ]
技術に会う 9

池内了
(総合研究大学院
大学教授 宇宙物理学者)

技術革命の40分の1の法則

「人類の技術は指数関数的に進歩してきた。私はそれを『技術革命の40分の1の法則』と呼んでいる。最初の技術革命は、約40万年前の北京原人やジャワ原人による火の使用で、いわば人類の『エネルギー革命』であっただろう。……続いて約1万年前に『農業革命』が起こった。……さらに近代に入った約250年前、石炭と熱機関を組み合わせた『産業革命』を成し遂げ、機械的大工業の第一歩を踏み出した。そして、現代は『情報革命』の渦中にある……」
「情報革命」を6年前とすると、人類の技術革命の歴史時間は40分の1ずつ短縮されてきたことになる。とすると、次の技術革命はすでに起こっている?

 
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[トーク]

 
HITACHI FILE talk+(トーク・プラス)

日立グループのさまざまな取り組みや業界の最新動向を、キーパーソンの「talk(語り)」を通して紹介します。さらに「talk」のテーマを、「+(プラス)」で写真やダイアグラム、図鑑などに展開。

 
写真
 
山内博史
(日立製作所
新事業開発本部
コーポレート・ビジネス・クリエータ)
メタノール燃料電池で電源のユビキタスを目指す

DMFC(直接メタノール形燃料電池)のメリットは、燃料のメタノールを直接酸化させて発電するため、小型化が容易なこと。1960年代から燃料電池の開発を行ってきた日立は、2001年にDMFC開発を開始、これまでPDA(携帯情報端末)、携帯電話、外付け充電器などを試作してきました。目下、初の本格実用機として手軽に持ち運びできる中型の電源を開発中。オフィスの非常用電源をはじめ、騒音・排ガスの出ないポータブル発電機として、アウトドアレジャーにも。DMFCの特徴を生かして積極的に市場を切り開き、「電源のユビキタス」実現を目指します。

 
写真
 
坂内正明(左)
(日立製作所
都市開発システムグループ 都市開発ソリューション本部 主管技師)

鈴木淳(右)
(日立製作所
産業ソリューション営業本部 産業第一部 部長)
省エネしながらコスト削減、
エネルギーサービス事業「ESCO」の新展開


ESCO(Energy Service Company)事業とは、省エネルギーに関する包括的なサービスを提供し、その顧客が省エネで得たメリットの一部を対価として享受する事業のこと。それぞれの企業や施設のエネルギー利用形態を調査し、じっくり時間をかけて現場の実情に即した計画を立て、保守・管理・運営までトータルにサービスを提供できるのは日立ならでは。1999年の事業開始から2006年まで、1年あたり16万tものCO2削減にも貢献しました。風車やバイオマスなど自然エネルギーを組み合わせたり、工場から出る排熱を活用したりする次世代のESCO事業も始まっています。

都市開発システム ESCO事業

 
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[グラフ]
日立紀行 1

大和ブームに沸く港町に突如現れた潜水艦の使命とは?

新連載です。全国各地、地域に根ざした日立のさまざまな取り組みを紹介していきますので、お楽しみに!
広島県呉市に4月にオープンした海上自衛隊呉史料館「てつのくじら館」は、日立グループを中心としたPFI事業で整備・運営されています。目玉はなんといっても、長さ76mの潜水艦「あきしお」の実物展示。オープン1カ月半で早くも入館者10万人を突破、隣の大和ミュージアムとともに、呉の新観光名所となっています。

写真

海上自衛隊呉史料館
「てつのくじら館」


映像による
日立グループのご紹介
「HITACHI NOW」

 
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[ルポルタージュ]
永瀬唯の
サイエンス・
パースペクティブ
9

 
エアコン
 
――理想の室内環境を創るマルチシステム
 

科学技術ライターの永瀬唯氏が日立グループの現場や研究施設を歩き、レポートします。
今回は栃木県・大平町にある日立アプライアンス株式会社栃木事業所を取材。日立は1952(昭和27)年にウインドー型エアコン、1961年には日本初のヒートポンプ方式冷暖房エアコン、1980年には日本初の冷・暖房・ドライ機能つきのタイプを発売しました。

写真

エアコン運転を細かく制御するインバーター方式やPAM方式、心臓部であるコンプレッサーのスクロール方式など、エアコンの進化を支えてきた日立独自の技術に迫ります。

日立の家電品
エアコン

 
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[ニュース]
ダントツさんが行く!
8

 

“ダントツ”をこよなく愛する主婦ダントツさんが家電製品などを研究・紹介します。
日立のロータリーエクステージは、2本のロータリー刃で両方向から瞬時に深く剃るスグレモノ。全方向マルチアングル外刃が、くせひげや長いひげも残さずカット。さらに、3次元ムービングヘッドが肌にぴったり密着して、鼻の下や顎のひげも剃り残しません。カミソリ一筋だったダントツ家のおじいちゃんも感激のシェーバーです。

 
写真
日立ロータリーシェーバー
ロータリーエクステージ
RM-TX783[H](左)
RM-TX773[S](右)

日立の家電品
シェーバー

 
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[コラム]
技術の日立
今昔
5

 

明治43(1910)年、創業者の小平浪平らが自作した5馬力モートルこそ、日立の第1号製品。それから100年、モートルは今もあらゆる施設・設備の動力源として産業・生活を支えています。

写真 写真  
5馬力(3.7kW)
電動機(1910)
「ザ・モートルNeo100」
屋外型シリーズ(2007)
 

株式会社
日立産機システム
事業統括本部
ドライブシステム事業部

 
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『ひたち』第69巻第3号(夏号) 2007年7月1日発行 定価315円(本体300円)

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